登山はやめて、父親と浜松の温泉に行く
今日は1月22日。
1月20日に授業参観がありました。
翌日の1月21日は、雪の大川入山に登る予定でした。
実際に20日の晩、21日の朝は3時起きで準備をしていました。
新しい和かんをザックの左右につけて、悦に入っていました。
しかし、気が変わりました。
20日の晩の娘の言葉がひっかかっていました。
私の86歳の父親が、娘に「生きていてもしょうがない・・・」などと
ネガティブな発言をしたと聞いていました。
昨年から父親は、物忘れ度が急速に高くなり、明らかに認知症です。
現在、どうにかしたいと役場に相談し、いろいろ動いてます。
父親自身も、そのことに気がついていて、
自分への自信が失いかけています。
足腰も衰えて、歩くのも杖がなければ危なっかしいです。
弱気になっています。
元気を出させたいです。
そんな父親のネガティブな発言が気になって、
1日、一人で雪山を歩くことは難しい。
そこで、父親と温泉に入りうまいものを食べたいと思いました。
少し歩いて高台に登って、いい景色を見せたいと思いました。
計画を変更。
子どもの世話が済んだら、次は親の世話。
そう言うそうですが、実感です。
まだまだ子どもも心配ですが、今は父親が最優先です。
どこに行くかを考えました。
その時に浮かんだのが、前投稿の「直虎紀行」でした。
ここでも道草 「直虎紀行」/堀川城跡 山村修理の辞世の句(2018年1月21日投稿)
出かけるなら、かねてから行きたかったところもついでに見てこよう。
好奇心のウズウズは止められません。
浜松に決定。
その付近で景色のいい場所はないか、
いい温泉はないかと探しました。
ありました。
天気は快晴。暖かい。
朝、起きてきた父親にいきなり提案して、出かけました。
「少し歩いて高台に登って、いい景色を見せたい」
行ったのは、浜松市の細江公園です。
すぐ横には、以前宴があった「国民宿舎奥浜名湖」があります↓
駐車場から少し歩いたら、2階建ての展望台がありました↓
今の父親には、ちょうどいい歩行距離でした。
展望台の1階からでも、十分見晴らしがよかったです。
私だけ2階に登って、景色を写しました。
気賀の街々、そして奥浜名湖が見渡せて、いい展望台でした。
父親も喜んでおりました。
「温泉に入りうまいものを食べたい」と思って出向いたのは、
あらたまの湯です。
パンフレットの写真です。
ゆっくりできました。
70歳以上だと割引してもらえるのに、
年齢を証明するものを持参していませんでした。
明らかに70歳以上に見える父親でしたが、
割り引いてくださいと言えませんでした。
そこがささやかに後悔。
父親が食べたのはうな丼でした。
帰りに新東名浜松SAに寄って、
浜松餃子を家への土産で買いました。
その代金は父親が払ってくれました。
好奇心で出向いた場所の報告はまた後で。
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