日めくりより アンペール/なぜ左前?/CDのサイズ/サンドバックの中身
今日は12月9日。
日めくり「雑学王」(TRYーX)より。
「偉大な科学者の落語のような話とは?」
アンドレ・M・アンペール。
電流の単位「アンペア」に名を残した学者。
「なぜ、女性用のシャツは『左前』なのか?」
驚きました。
何にでも歴史ありですね。
左前のシャツにも歴史がありました。
「CDが直径12センチになったワケは?」
ここにも歴史あり。
詳しくはSONYのサイトにありました。
※参考:SONY Japan Sony History 第8章 「レコードに代わるものはこれだ」 <コンパクトディスク>
引用します。
当時SONYは、オランダのフィリップス社とCDを開発していました。
(前略)他にも「記録時間は60分、ディスクの直径は11.5cmでどうだ」
とフィリップスが主張すれば、「いや、75分、12cmでなくては」と
ソニーも譲らず、話し合いは白熱する。万事こういった調子だった。
それぞれの主張には、それなりの根拠がある。
フィリップスの主張した直径11.5cmというサイズは、
オーディオカセットの対角線の長さと同じで、
DIN規格(ドイツ工業品標準規格)に適合する。
ヨーロッパ市場でのカー・オーディオとしての将来性を見込んだのである。
一方、ソニーは音楽ソフト面から議論を進めた。
音楽家でもある大賀から決定的なひと言があった。
「オペラの幕が途中で切れてはだめだ。ベートーベンの『第九』も入らなくては。
ユーザーから見て合理性のあるメディアにしなくては意味がない」。
これは75分あれば大丈夫だ、ということを意味していた。
さらにクラシック音楽の演奏時間を調べてみると、
75分あれば95%以上の曲が入り、直径12cmは必要ということになる。
するとフィリップスは「12cmでは上着のポケットにも入らないじゃないか」
と反論してくる。「本当かどうか調べてみよう」とソニー側も食い下がり、
日・米・欧の上着のポケットのサイズを調べ上げた。
結果は、「14cmを下回るポケットはない、12cmで問題なし」。
ソニーの主張が通り、最大演奏時間75 分、正確に言えば74分42秒、
そして直径も12cmに落ち着いた。
CDプレーヤーの発売が始まったのは1982年10月。
35年が経ちます。
レコードの時代とCDの時代を体験した私たち。
いいでしょう!
「ボクシングの『サンドバック』の中には砂が入っていない?」
そうなんだ!と思って読みました。
こんな動画もあり↓
YouTube: サンドバッグを解体したらヤバいの出てきた!
今朝は日めくり「雑学王」8枚でスタート!
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