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2017年8月27日 (日)

少々脱線?ホシガラスの番組より・・・のどをふくらませるホシガラス

  

今日は8月27日。

  

仙丈ヶ岳登山の報告を書いていますが、

8月25日の夕方、仙丈小屋からホシガラスが

さかんにハイマツ上を飛んでいるのを見ました。

撮影にも挑戦しました。

Rimg0709

↑ホシガラスが飛んでいるのがわかりますか?

部分をアップします↓

Rimg0709a 

しっぽのところが白いのでよくわかります。

  

ハイマツとホシガラス。

あの番組を思い出します。

今年の2月27日に放映された「ワイルドライフ 北アルプスの四季

雲上の森を作った!」です。

この番組、とてもよかった。

でもこのブログに書きとめていませんでした。

  

登山報告の途中ですが、この番組について紹介したいです。

Rimg0849

高い山に登るとハイマツはおなじみです。

今回の登山でも、仙丈ヶ岳の頂上近くでは、

ハイマツの中を歩いてきました。

そのハイマツとホシガラスが非常に関係が深いことを知りました。

  

ちなみにホシガラスとの出会いは10年前でした。北アルプスで。

ここでも道草 (8月)24日 珍しいものを見ることができた日(2007年8月27日投稿)

  

夏。ホシガラスが何かを食べています↓

Rimg0851

ハイマツのマツボックリです↓

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厚いカサの下に種子が入っています。

ホシガラスはその種子を、長いくちばしでほじくり出して食べます。

Rimg0853

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マツボックリは秋になると熟して茶色になります。

他の木のマツボックリは、秋になると

厚いカサが開いて、中から羽のついた種子が落ちます。

しかし、ハイマツのマツボックリはカサが開きません。

厚い皮を取ると、中に種子があります↓

Rimg0855

取り出します↓

Rimg0856

種子はさらに厚い殻(から)に覆われているので、

道具を使って割ります。

そうすると、このような形の種子の中身が出てきます。

これがホシガラスの好物なのです。


Rimg0857

栄養たっぷりの種子なので、他の動物もほしがります。

あのライチョウも食べるそうです。

  

ホシガラスが、1日に必要なエネルギーは、

マツボックリの種子200個分なのだそうです。

これはマツボックリ10個ほどです。

  

秋になると、のどをふくらませたホシガラスが見られます。

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↑比較すると、のどのふくらみがよくわかると思います。

  

なぜのどがふくらんでいるか?

 

Rimg0861

マツボックリの中から種子をほじくり出したホシガラスは、

カラを割らずにそのまま飲み込みます。

ホシガラスはのどに袋があって、

種子を150個ほど入れることができるそうです。


のどにたくさんの種子を入れたホシガラスは、

岩場に向かいます。

岩場で何をするかは次の投稿で。

つづく  




  




 

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