「言葉拾い」より 漢字の字源「主」「卵」「田」「旅」
今日は7月17日。
メルマガ「言葉拾い」より引用します。
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2017年5月14日配信より。
■この時のテーマは「身近な漢字の字源」
「主」
火が灯ったロウソクの形。
火が重要だった時代、
火を管理したのが家の主だったことから。
なるほどね。
「卵」
鶏の卵ではなくて、カエルの卵を象ったものです。
調べてみると、諸説あるようです。
カエルの卵と断定するのはよくないようです。
※参考:漢字文化資料館 漢字Q&A
「田」
中国では田んぼも畑も「田」
「畑」は国字です。
木や草を焼いた後に作物を育てたことから。
田んぼで力仕事をするのが「男」
そうか、中国では田んぼも畑も「田」なんだ。
だから日本で「畑」が生まれたんだ。
国字が生まれる典型例に触れられた気分。納得。
Wikipediaには次のように書いてありました。
漢字圏では田を「穀物を栽培するために区画された農地」
の語義で使用することが一般的である。
現代中国語においても「田」は区画された農地一般を指し
「水田」に限らず、日本語における「畑」も含まれる。
「畑」は日本の国字であり・・・・(後略)
今の中国でも「田」は「畑」も含むようです。
もう一つ引用。
「旅」
会意文字
方偏(かたへん)は“のぼり旗”、
旁(つくり)は人が多数従う様を表していて、
旗をもった人の後ろに多くの人が
つき従っているさまを表しています。
旗は軍旗で、旅は戦争に出かける兵士の集団を意味します。
古代中国では軍隊の単位が「旅」、
兵士500人集団を「一旅」と呼びました。
旅団 < 師団
旅の原意が戦争に行くことだったとは。
現在でこそ旅はレクレーション的なものですが、
昔は目的のための移動で、危険や苦難を伴なうものでした。
「旅団」という言葉は以前から耳にしていましたが、
こういう言葉だったのですね。
「旅団」「師団」などの規模については次のサイトがわかりやすいです。
※参考:Yahoo!知恵袋小隊、大隊、連隊、師団、旅団、などどのくらいの人数か・・・
(↑この知恵袋、2004年7月3日の日付がついていました。13年前!
Yahoo!知恵袋はいつから始まったのか知りたくなりました。
調べました。ここが参考になりました→Yahoo!知恵袋 ☆知恵袋の歴史☆
始まったのは2004年4月7日でした。始まってからたった3ヶ月のQ&Aでした!)
次の投稿につづく。
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