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2017年3月21日 (火)

テレビで勉強/シリアの「ホワイト・ヘルメット」

 

今日は3月21日。

  

テレビで勉強。

  

3月5日放映の「サンデーモーニング」より。

  

ドキュメンタリー映画「ホワイト・ヘルメット シリア民間防衛隊」が

米アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞したニュース。

「ホワイト・ヘルメット」について、番組で紹介してくれました。

  

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「ホワイト・ヘルメット」

初めて聞きました。

  

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①2013年結成 隊員2900人

②市民有志の救助隊

③82000人以上の命を救う

④トルコなどで訓練

⑤安価な白いヘルメット着用

⑥2016年ノーベル平和賞候補

  

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「世界で最も危険な仕事」と言われています。

シリアで使われている「樽爆弾」

これについては、次のサイトを参考↓

NAVERまとめ シリアで使われている恐怖の兵器「たる爆弾」とは?

このサイトで転載されていた図のさらに転載↓

Photo  

「クラスター爆弾」

一つの爆弾から、多数の小型爆弾が飛び散り、

広範囲に被害を及ぼす爆弾。

  

ホワイト・ヘルメットは、空爆があるとすぐに現場に行って

救助を行うのですが、

そのホワイト・ヘルメットを狙って、再び空爆が行われます。

それを「ダブルアタック」と言うそうです。

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このような攻撃のため、ホワイト・ヘルメットの死者数は、

130人以上なのだそうです。

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現在のシリアの勢力分布図。

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↑ホワイト・ヘルメットの活動区域が、オレンジ色の枠内。

反政府組織の勢力下のみです。

その理由は・・・

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「アサド政権側の支配地域での活動が、

許可されていないから」とホワイト・ヘルメット側は

説明しています。

しかし、ホワイト・ヘルメットは、

反政府組織を支援する欧米諸国から資金援助を受けています。

したがって反政府勢力よりだと思われているところもあります。

  

シリア内戦は2011年3月から始まり、今に至っています。

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その死者数は30万人超。

  

参考:ニューズウィーク日本版 「ホワイト・ヘルメット」をめぐる賛否。彼らは何者なのか?

このサイトから引用

  

「21世紀最悪の人道危機」と言われて久しい「シリア内戦」において、

「ホワイト・ヘルメット」と呼ばれるグループが、

欧米諸国や日本のメディアでにわかに注目を集めている。

ロシア・シリア両軍の攻撃に晒される「反体制派」支配地域で

人命救助を続ける彼らは、その勇敢さと無償の奉仕精神を

称賛される一方で、アル=カーイダの系譜を汲む

シャーム・ファトフ戦線(旧シャームの民のヌスラ戦線)と

「結託」しているとの指摘も多い。

ホワイト・ヘルメットをめぐるこうした賛否両論は

どう捉えたら良いだろう?

  

このような文章で始まる報告でした。

そして最後にはこの文章↓

  

ホワイト・ヘルメットがロシア・シリア両軍の

激しい空爆に晒されるシリアで、

「地獄のなかの希望」として救援活動を続けていることは

厳然たる事実で、彼らの活動は称賛と支持に値する、

そう声を大にして言いたい。

しかし、こうした称賛や支持は、

彼らが「中立、不偏、人道」を体現していることを意味しない。

ホワイト・ヘルメットの支援国や言動は、

彼らが「反体制派」であることを示しており、

この事実を踏まえずに彼らを評価しようとすれば、

「シリア内戦」の実態を見誤ることになりかねない。

   

  

命を懸けた活動でも、片方のみの援助では、

相手側からは、敵のみを助ける反対派メンバーとされてしまう。

狙われてしまう。残念なことです。

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