研修会で書くきっかけをもらった「穢れ(けがれ)」
今日は2月10日。
1月に行った出張の復命書を一つ、やっと書き終えました。
1月中に出さなければならないものです。出し遅れました。
人権教育の研修会でした。
印象に残ったのは「穢(けがれ)」思想です。
差別のもとは、”平安仏教「穢」”とメモしてありました。
江戸時代の被差別された身分「穢多(えた)」につながる思想です。
Wikipedia 穢れに次のように書いてありました。
穢れという観念が日本に流入したのは、
奈良時代後期または平安時代だと言われる。
死、出産、血液などが穢れているとする観念は
元々ヒンドゥー教のもので、同じくインドで生まれた仏教にもこの思想が流入した。
特に、平安時代に日本に多く伝わった平安仏教は、
この思想を持つものが多かったため、
穢れ観念は京都を中心に日本全国へと広がっていった。
平安時代に「穢」思想が広まった要因として、
疫病の大流行があるとする説がありました。
疫病や災害の原因が「穢」だと思われていたようです。
参考:白山信仰の謎
「死穢(しえ)」という言葉もメモされていました。
調べると、おなじみの内容でした。
引用:Weblio辞書 死穢
死の穢れのこと。
古代・中世において死は恐怖の対象と見られ、死は伝染すると信じられた。
死体、それと接する遺族は死穢に染まっていると考えられ、
清められるべきものと考えられた。
葬式に出た者が家に入るとき清めをした。
遺族が忌中の間こもったのは清まる時間が必要との考えもあったから。
塩で清めるのは、「死穢」の思想なのですね。
研修会では出てこなかったけど、こうやって調べていて、
「血穢(けつえ)」という言葉を知りました。
たとえば次のサイトが参考になります↓
「血穢」については、先日見た番組「英雄の選択」でも出てきました。
近いうちにこのブログで書きたいです。
さらに上記サイトで「殯(もがり)」という言葉にも興味を持ちました。
映画「殯の森」にも絡めて、書きたい内容でした。
以上、これからブログ上でいろいろ書きたいと思わせてくれた研修会でした。
収穫多し。
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