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2016年10月 2日 (日)

「疲れない脳をつくる生活習慣」引用2.瞑想と海馬 瞑想と扁桃体

 

今日は10月2日。

  

前投稿に引き続いて、

「疲れない脳をつくる生活習慣」

(石川善樹著/プレジデント社)より引用します。

  

瞑想している人は、そうでない人とくらべて、

脳の前頭前野や海馬で神経細胞の密度が増加していること、

つまりその部位が厚くなっていることが明らかになりました。

前頭前野というのは、文字通り、脳の前の方にある領域で、

思考や創造性、意思決定など、

高次の精神活動を司っている部位です。

海馬は左右の耳の奥あたりにあって、記憶にかかわっています。

したがって、瞑想によって、思考や決断力、記憶力とかかわる

脳の構造そのものが変わることがわかったのです。

(32~34p)

  

「海馬」は関心が高い部位です。

活発にさせたい部位です。

  

  

さらに瞑想は、脳の真ん中にある扁桃体を縮小させるという研究も

報告されています。

扁桃体は、怒りや恐怖に深く関係している部位です。

たとえば、誰かに反論されてカッとなるときなどに、

扁桃体は活性化します。

扁桃体が活発になると、体内でコルチゾールという

ストレスホルモンが発生します。

このコルチゾールが増えると人間の理性的な思考が働かなくなり、

感情が暴走しやすくなるのです。

こうした状態を科学者たちは「扁桃体ハイジャック」と呼んでいます。

怒りが怒りを呼んで、手が付けられなくなってしまうわけです。

みなさんも、カチンときたり、頭に血がのぼっていると思ったら、

「いま扁桃体にハイジャックされかかっているな」と

冷静に自分を観察してみてください。

瞑想は、この扁桃体ハイジャックを防ぐにはもってこいの

トレーニングです。

8週間の瞑想で扁桃体が縮小したという研究報告もあります。

そして実際、瞑想によって得られた感情をコントロールする能力は、

瞑想していないときでも持続することもわかってきています。

(34~35p)

   

ささいなことですぐに感情爆発!?してしまう子どもがいます。

瞑想から、その改善をめざすのもいいかなと思いました。

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