自然体験がなぜいいのか/親野智可等さんの意見
今日は8月7日。
親野智可等さんのことはこのブログに何度も書いてきました。
今回も書きとめたいことがありました。
このサイトが勉強になりました。
※親力講座 夏休みは自然体験・アウトドア体験を。自由研究にもなる
テレビからの情報を、親野さんはこう書いています。
テレビなどの加工された情報は、
情報の作り手のフィルターを通した、
非常に限定的かつ意図的な情報です。
なので、みんな同じような受け取り方しかできないのです。
小動物の様子をテレビで見れば、
みんな「かわいい」と言って、それで終わりです。
なるほどと思いました。
確かにささやかに番組作りをしたことがありますが、
映像の取捨選択は「捨」が多いです。
そして自然体験についてこう書いています。
でも、本物の小動物を追いかけて捕まえたり、触ったり、
抱きかかえたり、エサをやったりすれば、
非常に多くの感想を持ちますし、
しかもそれが人によってかなり違ってきます。
「思ったよりくさい」「かわいいけどけっこう狂暴」
「毛がゴワゴワで触ると痛いくらい」
「抱っこすると目をつむってメチャかわいい」
「抱っこしていると温かくてほっこりする」
「エサを食べてるとき触るとうなり声を上げる」
「呼吸が荒くていつもハアハアしてる」
ですから、大人でもそうですが特に子どもは、
自然の中で過ごしているとき、
とてもたくさんの刺激を受け五感が全開になるのです。
さらに、「これは何だろう?どうしてこうなっているんだろう?
こうしたらどうなるだろう?」と考え始めます。
知りたいことや調べたいことがたくさん出てきて、
知識欲や探究心も育ち、好奇心も旺盛になります。
またまたなるほどと思いました。
さすが親野さん、この視点を教えてもらったのは大きい。
やはりテレビがきっかけであって、全てではない。
できたら、実物に会うことが大事だと思いました。
自然体験が多い子はどのようになるか?
親野さんはこう書いています。
私の教え子で、アウトドア体験・自然体験が
とても豊富な女の子がいました。
お父さんがアウトドアライフが大好きで、
しょっちゅう一緒に出かけていたのです。
その子は感性がとても豊かで、
何事においても人と違うことを思いつく子でした。
話も作文もユニークでしたし、
授業中もよくおもしろい発表をしてくれました。
工作はもちろん、日ごろからよくいろいろなモノを手作りしていて、
しかもユニークなものばかりでした。
私は、その子を見て、
「自然の中でオリジナルな本物体験をたくさんしていると、
自分自身の感性と発想で考えられるようになるに違いない」
と思いました。
自然体験させる意義がわかるサイトでした。
よかったら読んでみてください。
コメント