東京での研修あれこれ16.トゥレット症候群/パラリンピックのCM
今日は8月23日。
8月9日・10日は発達協会主催の
「2016実戦セミナー M ICTを用いた指導・支援」の報告です。
5・6番目の講義である
【タブレット端末・スマートフォンを用いた学習・生活の支援①②/
坂井聡(香川大学)】より
〇トゥレット症候群
・坂井先生がさらりと言った症候群。
・どんな障害なのだろうと思ったけど、説明もなく終わってしまう。
・知ったかぶりをしていた自分が恥ずかしい。調べました。
・この説明が良かったです↓
・一部引用します。
(前略)日本では認知度も低く、トゥレット症候群を診断できる医師も
少ないのが現状です。周囲の理解がないために、
誤解されて悩んだり、症状を悪化させたりしている
患者がたくさんいます。 (中略)
トゥレット症候群は1000~2000人に1人の割合で発症し、
男の子の方が女の子に比べ発症率が高いと考えられています。
主な症状にチックがありますが、かつてチックは
ストレスや不安が原因で起こると考えられていたために、
トゥレット症候群の発症を「母親の愛情不足」や
「育て方に問題がある」などと誤解されることが多いです。
しかし、トゥレット症候群は、脳内神経伝達物質ドーパミンの
過剰活動が原因とされていて、育て方や親の愛情は
全く関係ないのです。
※確かにチックは上記のように愛情不足と言われていました。
自分も誤解していました。今日まで。
〇リオのパラリンピックのCM
・坂井先生が紹介してくれました。
・まずは見てください。
YouTube: We're The Superhumans | Rio Paralympics 2016 Trailer
・この映像を紹介している次のサイトも参考に見てください↓
※AdGang 前作に引き続き大注目!Channel 4リオ・パラリンピックCM『We’re The Superhumans』
・ここに書かれた言葉がよかった。
この映像はテレビで放送されたほか、
Facebook、Twitterの各SNSでも配信され、
YouTubeでは公開1週間も経たないうちに
160万回以上も視聴されるほど注目を集めています。
パラリンピックでは、各選手が持つ障がいやその度合いに
目が行きがちですが、ひとりの才能あふれる人間として、
自らの限界にチャレンジする姿を捉えた、
見ているだけでエネルギーをもらえるような
CMに仕上がっています。
・この説明が素晴らしい。賛成です。
・坂井先生はこう言いました。
「無理!と考えるか、どうにかなると考えるか」
「どうにかなると考える、柔軟な考え方が大事」
・どうにかなると考えるから、
CMのような素晴らしい挑戦ができると思います。
・上記サイトでは、4年前のパラリンピックの映像への
リンクがありました。そちらも見てみましょう↓
YouTube: C4 - Meet The Superhumans - Paralympics 2012
リオのパラリンピックの開会式は9月7日。
コメント