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2016年6月20日 (月)

オバマ大統領と「核なき世界」

 

今日は6月20日。

  

5月27日にオバマ大統領が広島を訪問。

現職アメリカ大統領の訪問が初めてとあって注目されました。

翌日のニュース「あさチャン!サタデー」の写真を並べます。

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オバマ大統領は1961年。

1961年生まれの人をちょくちょく話題にしていますが、

ここにも同じ年で頑張っている人がいます。

その人が「生きている間に」「達成できないかもしれない」

と言っているのは少々ショックです。

まだまだ長生きしたいと思っていますが、

「核なき世界」の実現はそんな年数では実現できないと、

オバマ大統領は実感してきたのでしょう。

でも「継続した努力」は大事です。

  

演説終了後、オバマ大統領は被爆者の人達と会話したようです。

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坪井さんが言いました。

「プラハで語られた核なき世界を

一緒に頑張りましょう」

  

プラハの演説に注目したいです。

ここにいい写真がありました。

Photo

核なき世界 模索の8年

  

それがこの写真↓

Photo_2 このような高揚感ある場所で、

オバマ大統領は「核なき世界」の実現を提唱したのです。

オバマ大統領が就任したのは2009年1月20日。

そしてこの演説が2009年4月5日のことでした。

すごい大統領が出たと思いました。

そして同じく2009年にオバマ大統領は

ノーベル平和賞を受賞します。

「まだ何もしていない」などと言う批判に対してオバマ大統領は

こう言っています。

「歴史を通じて、ノーベル平和賞は

特定の業績を顕彰するためだけではなく、

一連の目的に弾みを付ける手段として用いられることもある

ということも承知している。

故に私は、この賞を行動への呼び声として

――21世紀の共通課題に対処せよと全国家に求める声として

――お受けする所存である」 Wikipedia バラク・オバマ

 

年月は流れ、「核なき世界」はまだまだ実現されませんが、

でも「核なき世界」という言葉は

オバマ大統領をはじめとするたくさんの人々が使うことで

死語にはなっていません。

この言葉の下で「継続した努力」は大切にしていきたいです。

私の歴史の中で、中学校の教師をしていた20年ほど前が、

最も「核なき世界」を意識して、子どもたちに教えていたと思います。

少々、縁が離れていましたが、

今回のオバマ大統領の広島訪問は、再考するきっかけをくれました。

 

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