オバマ大統領と「核なき世界」
今日は6月20日。
5月27日にオバマ大統領が広島を訪問。
現職アメリカ大統領の訪問が初めてとあって注目されました。
翌日のニュース「あさチャン!サタデー」の写真を並べます。
オバマ大統領は1961年。
1961年生まれの人をちょくちょく話題にしていますが、
ここにも同じ年で頑張っている人がいます。
その人が「生きている間に」「達成できないかもしれない」
と言っているのは少々ショックです。
まだまだ長生きしたいと思っていますが、
「核なき世界」の実現はそんな年数では実現できないと、
オバマ大統領は実感してきたのでしょう。
でも「継続した努力」は大事です。
演説終了後、オバマ大統領は被爆者の人達と会話したようです。
坪井さんが言いました。
「プラハで語られた核なき世界を
一緒に頑張りましょう」
プラハの演説に注目したいです。
ここにいい写真がありました。
それがこの写真↓
オバマ大統領は「核なき世界」の実現を提唱したのです。
オバマ大統領が就任したのは2009年1月20日。
そしてこの演説が2009年4月5日のことでした。
すごい大統領が出たと思いました。
そして同じく2009年にオバマ大統領は
ノーベル平和賞を受賞します。
「まだ何もしていない」などと言う批判に対してオバマ大統領は
こう言っています。
「歴史を通じて、ノーベル平和賞は
特定の業績を顕彰するためだけではなく、
一連の目的に弾みを付ける手段として用いられることもある
ということも承知している。
故に私は、この賞を行動への呼び声として
――21世紀の共通課題に対処せよと全国家に求める声として
――お受けする所存である」 Wikipedia バラク・オバマ
年月は流れ、「核なき世界」はまだまだ実現されませんが、
でも「核なき世界」という言葉は
オバマ大統領をはじめとするたくさんの人々が使うことで
死語にはなっていません。
この言葉の下で「継続した努力」は大切にしていきたいです。
私の歴史の中で、中学校の教師をしていた20年ほど前が、
最も「核なき世界」を意識して、子どもたちに教えていたと思います。
少々、縁が離れていましたが、
今回のオバマ大統領の広島訪問は、再考するきっかけをくれました。
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