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2016年2月28日 (日)

もうじき市の図書館に返すことになる本を読む

 

今日は2月28日。

  

まもなく2月も終了。

2月のはじめに地元市の図書館から

学級文庫に借りてきた本とももうじきお別れです。

今回はまだ1冊も読んでいません。

今日はその中から3冊を読みました。

 

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ケイゾウさんは四月がきらいです

(市川宣子さく/あとうあや え/福音館書店)

  

勤務校ではニワトリを飼っていて、子どもたちに人気です。

この本の主人公は、幼稚園で飼われているニワトリです。

そのニワトリから見た子どもたちが、ほほえましく書いてあります。

ただ子どもたちは遠慮がないです。

あるときはニワトリを外に出して、パチンコの標的にします。

子どもたちの勝手な判断で、ニワトリはサーフィンが好きだと思い、

雨の大水にニワトリを流そうとします。

4月に始まり、3月までの1年間のお話です。

幼稚園卒園した直前の1年生や、低学年に読み聞かせてあげるといい本です。

いやいやニワトリに意思がある想定は、

高学年でも十分面白いと思いました。

  

  

同じく市川宣子さんの本です↓

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青い風
(市川宣子さく/狩野富貴子え/佼成出版社)

 

小さな女の子がお母さんに甘えて

「おかあさん。わたしが生まれたときのおはなしをして」

と言います。

その時の会話がお話になっています。

  

「あのね。さっちゃんのここ(むね)にね、

あの日の風が、まだ入っているのよ」

「・・・・あの日って、あたしが生まれた日?」

「そう。だれでもいつでもいきをして、

むねから空気が出たり入ったりしているでしょう。

けれど、あかちゃんが生まれてさいしょにすいこんだ空気だけは、

むねのそこにのこったままになっているの」

「みんな?」

「そう、みんな。ふゆのあたたかいお日さまのかけらが

入っている人もいるし、なつのよるの雨の音が

入っている人もいる。」

「さっちゃんのむねのおくには、

小さなすずしい青い風が入っているのよ。」

「どんなにはあはあはしっても、大きな声でうたっても、

出ていかないの。

おかあさんになっても、おばあさんになっても、

ずっとそこにあるのよ」   (34~41p)

  

生まれた季節が近づいてくると、ほっとした気持ちになるのは、

身体に残る風のせい?

でもこうやって考えるのもいいかもなあ。

  

   

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お米からそだてるおにぎり
(真木文絵 文/石倉ヒロユキ 絵・写真/偕成社)

 

おにぎりのもとになるお米、梅干し、海苔、塩が

どうやって育てられているか、作られているかが書いてある本。

梅干しが興味を引きました。

 

引用します。

  

いい塩かげんでうまくできた梅干しは、

カビが生えたりくさったりしないで、

何百年も保存ができます。

いまでも400年以上前の梅干しが残っていて、

もちろん食べることもできるそうです。

  

400年前は大坂夏の陣の頃。

その時にできた梅干しが今も食べられるんだ。

次のコラムも面白い↓

 

申年(さるどし)の梅干しは貴重!?

申年のウメは、「申梅」とよばれ、だいじにされている。

平安時代、第62代村上天皇が、申年につけた梅干しを食べて

病を治したことが由来だと言われているんだ。

また、申年はウメが不作になることがおおく、

数がすくなかったから、という説もあるよ。

  

偶然にも今年は「申年」

関係筋?では話題になるかな?

参考:食育大事典 申年の梅が珍重されるワケ?

  

以上3冊読破。

 

 

 

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