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2015年12月31日 (木)

涙を流したピエロ ジャン・ドゥビュロー

 

今日は12月31日。

  

家中のカレンダー・日めくりを2016年版に取り換えました。

トイレの雑学日めくり「雑学王」も、交換です。

(つまり新年も「雑学王」です)

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2015年版「雑学王」の年末の1枚・・・

  

「ピエロのメイクには、なぜ涙が欠かせないのか?」

Epson652

このような文章を読めば、

ジャン・ドゥビュローに関心を持ちますよね。

なぜ最後の舞台で涙を流したのか?

でもなかなかこの人のことが検索しても見つからない。

少ない情報によると・・・

フランスの映画「天井桟敷の人々」の主人公は、

このジャン・ドゥビュローがモデルのようです。

Lesenfantsduparadisphoto1

TV5MONDE LES ENFANTS DU PARADIS 『天井桟敷の人々』

次のサイトに説明が少々ありました↓

クロード・ドビュッシー  「ピエロL15」

引用します。

  

ジャン・ガスパール・ドビュロー(1796-1846)というのは

実在したボヘミア出身のダンサー&俳優。

外国出身の言葉のハンデもあって

パリではパントマイムで独自の世界を築きあげ、

現在のピエロのスタイルはほぼずべて

彼の手になるものなのだそうです。

  

19世紀に活躍した人だと判明しました。

  

さらに、Wikipedia「天井桟敷の人々」の脚注に説明がありました。

Wikipedia「天井桟敷の人々」

引用します。

 

(前略)

先祖はボヘミアンでダンサー俳優として活躍し、

近代パントマイムの創始者でピエロを考え出したとされる

人気無言劇俳優である。

尚、実際に、殺人事件を起こしてしまい、

後に過失致死とわかるのだが、

その裁判には各層を問わない彼の熱狂的なファンが、

声を聴きたさに詰め掛けたという記事が残されている。

 

そうか人気無言劇俳優だったので、

多くの人が声を聞きたがったんだ。

無言を徹底していたんだなあ。

殺人事件については次のサイトに少し載っていました↓

劇団→ヤコウバス 「嘘と月」旅のしおり

一部引用します。

  

パリの芝居小屋が立ち並ぶ「犯罪大通り」に君臨したスターでした。

ある日、妻と一緒に出かけている最中、

一人の労働者がドビュローを見つけ、

本人だとわかると現実と舞台を混同して

弱虫ピエロを侮辱するようなことをしました。

ドビュローは耐えかねて、持っていた杖で一撃をくわえます。

当たり所が悪かったのか、

病院に運ばれた労働者はそのまま死んでしまいました。

裁判は当然無罪。観客はドビュローの復帰を望み、

ドビュローは再び舞台へ。

しかし、その事件はドビュローの心に刻み付けられ、

次第におかしくなっていきます。

  

映画「天井桟敷の人々」は、以前中学校の社会科教師の時に、

ナチスに占領されたフランスで作られた映画として

授業で話をした覚えがあります。

でも実際に映画は見ていません。

また見たい映画が増えました。

  

  

以上です。

少しずつ、ジャン・ドゥビュローの姿が見えてきました。

でもタイムアップ。

インターネットで調べたらすぐにいろいろわかる時代。

なかなか見えてこないという存在も大事だと思います。

この本が気になりました↓

61kimgvod6l_2  

地元の図書館にもありました。

この本を読んでみようかな。

図書館の年末年始の休みが終わるのが1月4日。

5日に行ってみよう。 

 

最後に、涙を流すピエロの顔をジャケットにした

ケツメイシの映像をご覧ください。

045 http://www.hmv.co.jp/artist_ケツメイシ_000000000149414/item_涙_1880045

 

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