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2015年11月19日 (木)

「虐待的絆」は辛い言葉

今日は11月19日。

 

杉山登志郎さんの記事を見かけました。

Epson644 (2015年11月16日朝日新聞朝刊)

  

「虐待は連鎖する」「虐待的絆」は辛い言葉です。

「殴られて育つと、殴ることが愛情表現だと思ってしまう」

の仕組みはどうなっているのでしょうか?

しばらくこのことを調べてみましたが、

少々難解ですが、次のサイトが勉強になりました。

三田こころの健康クリニック 虐待と愛着(アタッチメント)3~トラウマの絆

引用:

虐待や不適切な養育の中にさえ、「なじみの感覚」をもち、

それを基盤に生き延びようとします。

引用:

虐待をうけた子どもは、

「虐待体験に愛着(なじみのあるものに引き寄せられる:執着)」

がある。

 

このような文章が仕組みを解き明かすヒントになりそうです。

 

  

過去の痛ましい記憶を「苦痛を感じさせない記憶」にする治療法である

EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)が思い出されます。

ここでも道草 番組「人とうまくつきあえない」より その1(2013年5月9日投稿)

記事で言う「専門的ケア」の中にはEMDRも含まれるのでしょう。

  

児童養護施設というのは戦災孤児のためにできたことを

初めて知りました。

子ども4人に1人の体制で頑張っておられる職員にエールを贈りたい。

里親かあ。なかなか決断できないことだと思います。

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