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2015年9月19日 (土)

ススキの話その3/ススキの葉ののこぎり歯を観察

 

今日は9月19日。

  

ススキをさっそく探しに行ってきました。

やっぱりありました。見ていなかっただけのこと。

  

Rimg3747

Rimg3749   

写真の場所と、もう1か所でススキを採取。

葉を解剖顕微鏡で調べてみました。

2つ前の投稿で引用した文章↓

  

ススキの葉で皮膚が切れやすいのは、

ガラス質のトゲがのこぎりの歯のように並んでいるからである。

※本「身近な雑草の愉快な生きかた」(ちくま文庫)より

  

これを確かめるためです。

 

うれしいことに、ケイ酸でできたのこぎりを見ることができました。

半透明の小さなのこぎり歯でした。

葉のどこにもついているわけではないようです。

触ってみて、引っかかる場所を見てみると、発見しやすかったです。

  

写真に撮ってここに載せたいと思いました。

しかし、解剖顕微鏡で見た通りにはいきません。

でものこぎり歯の様子はわかるかな。

Rimg3784  

Rimg3784ha   

  

別の葉

Rimg3794

Rimg3794_2   

  

これはどっち向きに歯がついていると思いますか?

葉の付け根に向かうと引っかかるようになっていました。

つまり動物がこの葉を食べようと

葉先の方から口に入れていくと、

のこぎりの歯に引っかかるというわけです。

(あくまでも予想です)

  

子どもたちに連休中の宿題として、

「生まれて初めてのことをして、日記に書いてくる」というのを

課しました。

私にとって、ススキの葉ののこぎり歯の観察は、

生まれて初めてのことでした。

子どもたちに課しただけでなく、私自身もやってみました。

  

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