車椅子ツインサッカーというのもありました
今日は6月14日。
「腸内細菌」シリーズは、お休み。
次の投稿で書きます。
昨日の午後は、高校球児の息子(高2)の練習試合の応援に行きました。
なかなか行けませんでしたが、
これからはやりくりしできるだけ行きたいと思っています。
高3の夏の大会までの1年あまりは、そんな生活をするぞ。
久々に見た息子は、ショートからファーストへ楽々と送球していてビックリ。
チームも明るい雰囲気で、いいチームでした。
これからは応援するぞ。
さて今日はサークルがあります。
その報告にひとつ加えたいと記事を書きます。
脳性麻痺の教え子に、どのようスポーツをさせようか悩んでいます。
昨年はサッカー部に入りましたが、
サッカーの楽しさを味わわせることができませんでした。
しかし、最近特別支援学校の勉強会に行って、
車椅子サッカーを知って、
蹴ることにしか頭のなかった自分を後悔しました。
蹴らなくてもサッカーはできるのです。
この映像は、以前にも紹介しました。
車椅子サッカーの代表者が、車椅子サッカーの良さをこう言っていました。
車椅子スポーツは、車椅子バスケや陸上競技などたくさんあるんですけど、
障害がある方が、一番簡単な動作っていうのが、
大きなボールを手で転がすってものです。
やっぱり飛んでくるボールをキャッチするとか、
高いバスケットのゴールに向かってシュートをうつっていうのは、
ある程度の訓練が必要な動きなんですけど、
この車椅子サッカーは自分の手でボールに触れて、
そのボールを味方に渡していくっていうことに着目して、
これだったら、子どもたちもなじみやすく、
楽しんでもらえるんじゃないかと思いました。
今年度、教え子はバスケット部に入りましたが、
この代表が言う「キャッチの難しさ、シュートの難しさ」に直面しています。
バスケットボールの硬いボールは、子どもには恐怖です。
キャッチはその恐怖心もあって、うまくいきません。
手だけではなく上体が緊張して、よけいに思うように動きません。
投げることも難しく、バスケのゴールには届きません。
脳性麻痺の子に、バスケットボールを使った
ドリブルまでしてしまう車椅子バスケは難しいと思いました。
先日はソフトバレーボールでのキャッチをやってみました。
これは難なくできました。
しかしボールを遠くまで投じることは難しいです。
それじゃあ、ゴールを下げたらいい。そう思いました。
そしたら、ちゃんとそのようなバスケットボールがありました。
上記サイトにこう書いてありました。
その最大の特徴は、名称の通り"ツイン"つまり二組のゴールが
設けられているというところにあります。
従来の車椅子バスケットボールに使用されている正規のゴールの他に、
もう一つの低いゴール(高さ1.20メートル)をセットし、
正規のゴールまで届かない選手のためのゴールとしました。
さらにその周囲には3.6メートルの円(フリースロー・サークル)があり、
シュートする選手を円外と円内に区別しました。
そしてこれらのことによって、それぞれの選手が
自分の障害に応じてシュート方法が異なり、
独自の役割をゲームにおいて果たすことができるようになったのです。
低いゴールを作る。
皆さん、ちゃんと考えているんですよね。素晴らしい。
私は、教え子にそのような子がいることで、
やっと悩み、調べて知りました。
映像での説明もここに載せます。
車椅子サッカーでも車椅子バスケでも、
教え子は練習したら可能だと思います。
ただ、大きな問題は、車椅子の子どもが、勤務校には1人だということです。
車椅子サッカーの映像の中で、
「チームみんなでゴールを決めることが一番楽しいです」
と発言している選手がいます。
そのような体験を、教え子にもさせたいと思います。
1人ではできません。どうする?
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