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2015年3月21日 (土)

20150310報告8/参観授業でもふだんの授業ができるように

  

今日は3月21日。

  

前投稿のつづき。

  

協議会に出てきたことで、記録しておきたいことを書いていきます。

  

キミヤーズ塾でも、創作漢字作りの発表で、

思いつかずに行き詰まった子ども役の人がいました。

苦しんでいました。頭が真っ白になったと言っていました。

今回の参観授業でも、発表者が行き詰まって泣いてしまった子どもがいました。

どちらも、ほかのたくさんの人達が見ている状況で、

どうにかしないといけない場面なので、そうなってしまうのでしょう。

後で聞くところによると、その子は参観授業では泣くことがあるそうです。

したがってふだんの学級メンバーのみの授業では、

追い詰められずに、ほどよく緊張して創作をするのでしょう。

ちゃんとやらなければという気持ちが、焦りも生み出し、

いつもなら考えられることでも、頭を真っ白にしてしまうのかもしれません。

  

協議会では、行き詰まりながらも、粘り強く考え発表した子どもが、

賞賛されました。私もやりきったことにすごいと思います。

やりきったことで、その子の実力もアップしたと思います。

その子にとって、意義ある時間だったと思います。

また行き詰まった子どもの回復の時間を稼ぐために、

担任の先生が行ったアドリブのフォローは、教育技術の高さを感じました。

したがって学者参観授業を否定するものでは全くありません。

しかし、参観者がいなかったら、すんなり流れた授業だったかもしれません。  

  

授業を提案するなら、他の先生たちに見てもらわなくてはなりません。

でもふだんと違う環境で、子どもたちの様子が変わります。

私の学級でも、参観者があると表情がなくなってしまう子どもがいます。

授業がいつもどおりに進まなくなります。

特別支援学級の参観授業は、子どもの人数が少なく、

環境の変化に対応する力が弱いと言われることから、

ふだんと違う授業になる可能性が高いのでは。

  

それを防ぐために・・・・

参観者が気にならないような夢中になれる授業内容にする。

発表型授業をやめる。

発表型授業をたくさんやっておいて、

子どもが参観者のいる状況に慣れさせる。

自分でも陳腐?な考えしか浮かびません。

  

  

  

提案をする授業をするなら、

いかに参観授業で子どもたちの実力がそのまま出るか

作戦を考えないといけないなあと思いました。

  

村上先生も、授業の反省で、

泣いてしまうのを何とかできる上手い手を考えてみたい、

難しい課題であり、1年以内に考えつくように努力したい、

と書かれています。簡単ではないのです。

でも村上先生には、何か浮かんでいるようです。

解決のキーポイントをすでにあげておられました。

「教具と愛」です。

村上先生の実践が楽しみですが、他力本願にならないように、

自分でも実践をしていきたいと思います。

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