3回目の下見4/三葉虫の脚の構造 二叉型付属肢
今日は7月12日。
「生命の海科学館」の3回目の下見で勉強になったことを書いていきます。
前投稿のつづきです。
「週刊 46億年の旅」(朝日新聞出版)の10号を読んで、
三葉虫の足の構造に興味を持ちました。
下の写真は15pより。
こう書いてありました。
三葉虫の脚は専門的には二叉型付属肢(にさがたふぞくし)と呼ばれ、
海底を這うための「内肢」と、
酸素を含む海水を呼吸器に送り込む「外肢」に分かれているのが特徴。
無数の内肢を規則正しく動かすことでしっかりと海底を這いまわれたほか、
外肢によって水を循環させて酸素や栄養分を補給できる機能的なデザインで、
三葉虫の繁栄を支えたと考えられている。(15p)
外肢について学芸員さんに尋ねました。
そしたら、資料を見せてくれました。
「カンブリア爆発の謎 チェンジャンモンスターが残した進化の足跡」(技術評論社)より。
節足動物の肢の構造には単肢性と二肢性があり、
バージェスの生物たちにもこの概念があてはまります。
節足動物のうち甲殻類や鋏角(きょうかく)類、三葉虫類などは
胴から二つの肢が伸びており、これらをまとめて二肢性の肢といいます。
甲殻類・・・エビもそうです。本当にそうなっているの?
調べてみました。
う~ん、イマイチでした。また時間のある時に調べます。
鋏角類・・・ウミサソリの名前を教えてもらいました。
すでに絶滅している種類。姿を見たくなりました。
ここで見られました→古生代の海 ウミサソリ
「こんな大きな生物がいたんだ!」
鋏角類は節足動物の一つ。
ウミサソリは、節足動物の大きさの限界だったようです。
見ごたえのある生き物です。
出会いたくない生物です。怖い。
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