3回目の下見7/イクチオサウルス アンモナイト
今日は7月12日。
「生命の海科学館」の3回目の下見で勉強になったことを書いていきます。
前投稿のつづきです。
「生命の海科学館」には大きな化石があります。
イクチオサウルスの化石です。
「陸から再び海にもどった爬虫類」として紹介されていました。
魚ではなく、爬虫類です。
足の部分に注目です。
もともとは陸地を歩いていたので、指がありました。
しかし、海で生活するようになって、変化しました。
人間の場合も、上腕部の骨は1本です。
前腕部の骨は2本。
そして指の骨は指骨と呼ばれています。
イクチオサウルスも最初は指のようになっていましたが、
だんだん板状になったと考えられています。
イクチオサウルスは、ジュラ紀に特に繁栄。
恐竜の絶滅よりも早く滅びたそうです。
陸地には恐竜。海に行けば魚竜。空には翼竜。
いやはや、昔の地球はすごいことになっていたんだなあ。
日本では、魚竜としてはウタツサウルスというのが発見されているそうです。
宮城県歌津町(合併で今は南三陸町)で1970年に発見されました。
アンモナイト。
これも「生命の海科学館」で見ることができます。学芸員さんに教えてもらいました。
小さいものから、大きいものまで1万種類くらいあったようです。
歯の部分の化石が、イカに似ていることから、
アンモナイトは10本の足で描かれているそうです。
巻貝との違いは、巻貝は隔壁がなく億まで空間が続いていますが、
アンモナイトは隔壁が次々に作られていて、宿主は最も外側の部屋にいるそうです。
宿主は、貝の中に姿を隠すことはできませんでした。
敵に襲われそうになった時には、隔壁の部屋にガスを入れたり出したりすることができ、
それによって水中で貝を上下に動かして移動するそうです。
以上で「3回目の下見」シリーズ終了。
いい勉強ができました。
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