巧みなお話「もっとおおきなたいほうを」
今日は3月12日。
また面白い本に出会いました。
「もっとおおきなたいほうを」(二見正直著/福音館書店)
その本の表紙です。
そして裏表紙の絵。
表紙の絵が、裏表紙の絵にどうやってつながっていくのかすごく興味を持ちました。
そして読んでみて、そのお話の巧さに驚きました。
子どもたちがひきつけられる内容であり、
そのお話にはたっぷり皮肉が込められています。
キツネなんぞに負けられないという王様の意地が滑稽です。
王様の相手がキツネであることにはちゃんと意味があります。
キツネの伝説の”化かす”力が効果的なのです。
この本のストーリーは、ここに書いてしまってはもったいない。
ぜひ手にとって、本をめくりながらストーリーを楽しんで欲しいと思います。
amazonの書評にあった一文が印象に残ったので引用します。
段々と熱くなっていく王様、対するキツネの無表情さというコントラストも
テーマに立体感をもたらしてます。 (By mintjam)
うまいこと言います。
お薦めの本です。
付録
3月10日TV【135億年の物語 十字軍 聖地エルサレムを巡る戦い】(2014年3月1日放映)
〇ローマ教皇 〇ビザンツ帝国から助けを求められる 〇ウルバンヌス2世 〇聖地エルサレム
〇イスラム教 〇キリスト教 〇池上彰 〇大江麻理子 〇映画「キングダム・オブ・ヘブン」
〇サラディン 〇イスタンブール 〇ピッポドローム 戦車競技場の跡 〇オベリスク
〇赤十字社 赤新月社
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