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2014年2月11日 (火)

「好きなモノ。。。腕時計」5.ブレゲの話

  

今日は2月11日。

  

前投稿のつづき。「好きなモノ。。。腕時計」(1月29日放映)より。最終回。

  

腕時計の発祥の一つの説。

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1812年、アブラアン=ルイ・ブルゲが作った金のブレスレットに時計をつけたものが

腕時計の発祥だと言われています。

そのブレゲが作った有名な時計が、

「マリー・アントワネット」と呼ばれる時計です。

番組では、その時計について語られていました。

社会科教師としては、ワクワクするお話でした。

  

現代の機械式腕時計の仕組みのうち、3/4がブレゲが開発した技術だと言われています。

1747年~1823年に生きた、すでに200年前の人が成し遂げたのです。

「時計の歴史を200年早めたとも云われる」(Wikipedia)

タイムマシーンで過去に戻った未来人では?と疑いたくなります。

   

  

フランス王妃マリー・アントワネットは、結婚式の引き出物で時計を配るほどの

時計好きだったそうです。

1783年、彼女は歴史に残る時計の注文をしました。

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ブレゲは注文を引き受けて、持てる技術の全てをつぎ込んで、

時計を作り始めました。

 

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しかし6年後、フランス革命が勃発。

マリー・アントワネットは、時計の完成を見ずに断頭台の露と消えました。

ブレゲもフランスを追われ、スイスに亡命。

でも、マリー・アントワネットの約束を果たすべく、執念で製作を続けました。

   

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完成したのは44年後のことでした。

44年!驚きの年数です。
 

(実はブレゲは4年前に死んでいて、最後は弟子が完成させました)

  

2004年、ブレゲの創設したブレゲ社の手によって、この時計はよみがえりました。

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美しい!

200年前に、こんな素晴らしい時計ができたのですね。

ナレーターはこう表現していました。

  

クリスタルガラスの文字盤、その向こうに複雑機構の美が重なります。

直径6、3cm。この小さな世界の中で、823の部品が相互に組み合わさり、

ひとつの時計となっています。

人が生み出した知恵と技。その一つの頂点がここにあります。

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ブレゲとアントワネット、2人の物語とともに、

この時計は世紀を越えて、語り継がれます。

    

 

  

いいこと言いますね。

  

  

ブレゲが作った本物は、イスラエルの美術館に存在しました。

1983年にその時計は盗まれてしまいます。

20年間ほど行方知れずの時になった時に、

再現しようということになって、できあがったのが上の写真の時計です。

本物はその後2007年に発見されたようです。

 

  

   

今回調べていて、次のサイトにも出会いました。

ガイアチャンネル 時の歴史Ⅰ ~ブレゲとマリーアントワネット~

読んでいて楽しくなるような書き方と知識量。

良かったら読んでみてください。

  

  

以上、腕時計に興味をもち、さらにはG-SHOCKを買う決心をさせてくれた

番組「好きなモノ。。。腕時計」の内容(一部)紹介でした。

これからな「時計」「腕時計」でも、私のアンテナは反応することでしょう。

 

  

  

 

 

 

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