11月24日の講座/「嫌なことを我慢する力」は×
今日は11月30日。
先週行った講座は特によかったです。
「子どもたちの目がキラキラ輝く授業づくり~聞く、話す、読む、書くの巻~」
講師:村上公也先生 赤木和重先生
講座に参加後、とても気分がよく、晩酌では多めのビールを飲みました。
村上先生の講座に参加した幸運に感謝?
村上先生の略歴
京都教育大学特別専攻科卒業。
京都市立小学校特別支援学級を31年間担任。
現在、京都市市内の特別支援学校、支援学級への指導・助言を行っている。
もっと早く勉強したことをまとめようと思いつつ、1週間がたってしまいました。
勉強になったことを箇条書きで書き留めて、後に生かしていきたいです。
〇「充実した今を積み重ねるから未来がある」「豊かな経験を積み重ねて、未来になる」
「我慢ばかりを練習させたら、誰でも嫌になる」
「楽しい今があり、充実しているから時には我慢する気になる。
つまり希望を持つことができることで、見通しがつき我慢ができる」
「勉強嫌いにさせては、何の意味もない」
※上記の「 」の言葉は、下記の対談からの引用。講座で紹介された。
YouTube: 佐藤学×秋田喜代美 「これからの学び」を考える
〇他にも佐藤学さんの言葉
「教育というのは大人になった時の効果という形で見るということに疑問を持っている。
教育は今のためにある。将来のためにあるのではないと考えている。
今を幸福にするために教育というのがあって、
その結果として将来につながればいいと思っています。」
〇このような佐藤学先生の発言を受けて、村上先生の発言
「授業は、将来のための我慢の練習ではないのです。
今が大事で、今を幸福にするために教育はあると思います。
その教育の副産物として、あるいは副作用みたいなものとして、
知識、技能が身につき、魅力ある人格が形成され、
その結果として、それが将来につながるわけです。
成果ばかり追求するのは愚かなことです。
生きる力の育成というのは嫌なことを我慢する力でも、
何かができるようになる技術の習得でもない。
生きていて楽しいと思える子どもたちに育てることです。」
〇副作用を目標にする人はいないと村上先生。
知識い技能を身につけさせるのは副作用との発言。
〇もうひとりの自分
子どもを呼んですぐ近くで叱る→圧迫感が強くて言葉が子どもに伝わらない。
教師は”もう一人の自分”
(レプリカ)を叱る。そうすると客観的に話が聞ける。
〇ダンボールで作った実物大のレプリカを利用する。 実物を目の当たりにしてビックリ。
このようなものを作ろうと思うことに感動。
〇漢字の読み・・・教師がレプリカを使って”できない”状態を示す。
そうすると子どもたちはほっとけない。挑戦しようとする。
自主性・自発性が生まれる。
〇自己との対話・・・レプリカがあるとできる。
けんかした子どもが、レプリカと話すことで、自分からあやまるという結論を出した映像を見る。
レプリカに話させる時には、レプリカの手を動かしていた。
※勤務校の研究でもキーワードになっている「自己との対話」
レプリカとの対話はリアル(に近い)な自己との対話であった。
レプリカはいろいろなことに利用できると思った。作ってみないとわからないことかも。
(次号につづく)
11月29日
TV【コズミックフロント 彗星の正体に迫る】(2013年11月25日放映)
※2012年6月7日に放映されたものの再放送
〇ラブジョイ彗星(2011年) 〇イオンの尾 〇ちりの尾
〇宇宙の氷 アモルファス氷 熱伝導率 〇地球の氷 〇エドモンド・ハレー(1656~1742)
〇ハレー彗星 〇映画「空気の無くなる日」 〇探査機ジオット 〇探査機エポキン
〇ハートレー第2彗星 〇コズミックスノーストーム 〇百武彗星(1996年)
〇ヘールボップ彗星(1997年) 〇マークノート彗星(2007年)
〇エッジワース・カイパーベルト 〇海王星トロヤ群
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