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2013年8月 2日 (金)

2013夏の研修3.誰でも得意・苦手がある

  

今日は8月2日。

  

「夏の研修」出かけるのは3回目。

8月1日に名古屋へ行って、発達障害理解講座に参加しました。

主催は公益財団法人愛知県教育・スポーツ振興財団。

  

会場は愛知県スポーツ会館でした。↓

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講師は名古屋大学准教授 臨床心理士の永田雅子先生。

講座のテーマは「子どもをわかることから始まる支援

 ~子どもが自分とうまく付き合うために~」でした

   

  

得意なこと、苦手なことをそれぞれが持っている

  多くの人は、自分が苦手なことをうまくごまかしながら?

  (苦手な部分とうまく付き合いながら)生きている。

世の中のスペシャリスト=得意なことを最大限に生かしている人たち

※最初にこの話でした。苦手が得意になることはまずないので、

  得意を大事にしていきたいですね。

  担任している子どものことも、自分自身のことも思い浮かべて聞きました。

  いい年して、自分の得意なことにイマイチ自信がない男です。

   

  

  

注意欠陥多動性障害(ADHD)

 ①不注意

  外界からの刺激に容易に気を逸らす

  忘れ物・失物が多い ミス・不注意な過ちが多い

 ②衝動性

  起こりうる結果を考えずに危ない行動をとる

  順番を待てない 質問が終わらないうちに応える

 ③多動性

  注意されても座っておれない

  一つのことが未完成のまましばしば他にうつる

 ②③が出ている子は、叱られやすい子。

※ADHDの基本。あらためて学習。さらに基本↓

  

〇ADHDの子ども

       外界から入ってくる刺激を上手にコントロールできない

       選択的な注意が難しい

       衝動性や抑制機能がうまく働かない

             ↓

       子どもが集中しやすいように刺激を制限する

       二次障害の予防のために薬物療法 コンサータ他

※「コンサータ」について調べました。次のことを確認。

  コンサータは服用後2時間で効き目が現れるけど、

  薬効は12時間しか持続しないこと。

 飲み続けることでだんだん効果が出てくる薬というえわけではないのだ。

   

〇ADHDの子  2歳、4・5歳、10歳で落ち着いてくる子も多い

           4分の3は思春期までに落ち着いてくる 

〇ADHDの子  いろいろ気が散って動きが多い

           ↓

           興味が幅が広く、エネルギッシュで活動的とも言える 

    

           後先はあまり考えずに動く

           ↓

           幅広くチャレンジすることができるとも言える

  しかし、小さい時は怒られたり、うまくいかないという体験を積み重ねやすい。

※ADHDの子の行動を、良い面で見ていきたい。

 

  

(次の投稿につづく)

  

 

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