「平清盛 (46) 頼朝挙兵」事前勉強/源頼政・仲綱
今日は11月25日。
娘が最近やたらと「平家物語」に詳しいです。
大河ドラマ「平清盛」の影響だけど、
番組を見ながら知らない名前や出来事をポンポン言ってきます。
「お父、この人知ってる?」
「この馬、宗盛に取られちゃうんだよ」
源頼政(よりまさ)の息子源仲綱(なかつな)の愛馬が、
平清盛の3男平宗盛に取り上げられた話です。
私は知りませんでした。
源氏であるにもかかわらず、源頼政は平清盛の配下として活躍し、
従三位(じゅさんみ)という位まで昇りました。
今晩放映される大河ドラマ「平清盛」は、第46回「頼朝挙兵」
娘に負けずに、少々事前勉強をしてみました。
今回は、源頼政・仲綱父子が、以仁王(もちひとおう)の平家追討の令旨(りょうじ)を受けて挙兵。
平家軍と戦います。
戦場になったのは京都の宇治。宇治橋を落として、宇治川をはさんで対峙。
しかし、平家軍は宇治川を越えてきて、頼政・仲綱父子が最後に立てこもったのは平等院。
頼政は平等院で自害。1180年5月26日のことでした。
平等院には、頼政のお墓があり、命日の5月26日には「頼政忌」の法要が行われているそうです。
あの平等院には、このような歴史があったのですね。
調べていくと、源頼政も源仲綱も歌人としても有名だったそうです。
さらに娘に二条院讃岐(にじょういんのさぬき)という娘がいました。
源仲綱の妹です。この人、百人一首の歌人の一人でした!ビックリ。
彼女の歌は、これです。
わが袖は 潮干(しほひ)に見えぬ 沖の石の
人こそ知らね 乾く間もなし
現代語訳
私の袖は、引き潮の時でさえ海中に隠れて見えない沖の石のようだ。
他人は知らないだろうが、(涙に濡れて)乾く間もない。
※引用:ちょっと差がつく百人一首講座
何度も読んできた歌です。
源頼政の娘の歌だったのですね。
ドラマのラストで、頼朝の挙兵の知らせが平清盛に届きます。
以上、番組が始まる前の事前勉強の内容です。より番組が楽しめそうです。
今は午後5時50分。ドラマが始まるまであと2時間10分。
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