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2012年9月13日 (木)

花火の話9・・・祇園祭りに向けて/竹取り

今日は9月12日。

 

次の本をベースに、花火の話を進めたいです。

 

ふるさと再発見ガイドブック 知るほど豊橋 その四

手筒花火を揚げる町に住む

(企画・発行 豊橋市広報広聴課/平成21年3月19日発行)

 

花火の話8・・・祇園祭りに向けて/煙火講習のつづき

 

平成20年の豊橋祇園祭りの初日は7月18日でした。

 

平成20年6月15日午前8時~ 竹取り   

・ 

ほぼ一か月前に手筒花火用の竹取りです。

事前に神事係を中心とした人たちが、竹林に下見(竹見)に来ていて、

切る竹には黄色のテープが巻いてあるそうです。

この本にも書いてありましたが、実際に手筒花火にかかわっている人の話でも、

手筒花火用の竹林は、どこにあるかは町の秘密であるそうです。

したがって、この本にある写真も、どこであるかがわからないように気を使っています。

印象的な話です。 

無題1

無題

引用します。

 

手筒花火で使う竹は3年以上を経過した孟宗竹に限られます。

若い竹は水分が多く、乾くと縮みやすいため割れる危険性があるので

3年以上の竹を使用します。

梅雨時期の竹は表面が濡れていることが多く、

良い竹を選ぶには長い経験と技術が必要になります。

竹見の技術は、毎年、毎年、年長者から若い衆へと現場で伝えられますが、

一朝一夕で身に付くものではありません。(11~12p)

 

こんな場面でも、経験と技術が必要なのですね。

 

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