メンタルヘルス[子ども]理解セミナー報告1・・・ADHDとジャイアン
今日は8月4日。
前投稿のつづき。
昨日のことを書いています。
鎌ケ岳登山の後、湯の山温泉の日帰り温泉「片岡温泉」へ。
竜ケ岳登山以来なので1年4か月ぶり。
もうそんなに月日が流れてしまったんだなあ。
津市の三重県総合文化センターという素晴らしい施設でセミナーがありました。
平成24年度 メンタルヘルス[子ども]理解セミナー
「アスペルガー/ADHDへの対応をヒントに
子どものやる気の出し方・出させ方を考えます」
講師:麓 聡一郎
2時間のセミナーで、とても勉強になりました。
自分の血や肉にしたいので、ここに主な内容をうとうと思います。
・発達障害の原因・・・脳の発育・発達が何らかの理由で、生まれつき、
あるいは7歳以前に損なわれ、言葉、社会性。強調運動、生活習慣、感情コントロールが
未熟、アンバランスになる。
・発達障害の反対語は「定型発達」
・DSM-Ⅳ・・アメリカ精神医学会が発行している「精神障害の診断と統計マニュアル」
(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)のことを、略してDSMと呼ぶ。
IVがついているのは、第四版。発達障害の基準でもある。
・発達障害の保護者もいる。モンスターと呼ばれる保護者の中には発達障害の方もいる。
たとえばアスペルガー。その場合は、アスペルガーへの対応の仕方で保護者に接する。
・ADHDの3症状・・・不注意:特定のものに意識を向け続けることができない
多動:動きが多くじっとしていられない 意識する前に動く
衝動:考える前に行動してしまう
・3症状が混ざった「混合」型・・ジャイアン・・いたずらっ子で嫌われやすい
・「不注意」型・・・のんびり屋で失敗が多いが憎めない
・ジャイアンとのび太にたとえて、ADHDを表現した人がいる。
・調べたところ、おそらく、司馬理英子さん。さっそく著書を注文する。
・アスペルガーは、相手の気持ちが理解できにくい。
・ADHDは相手の気持ちが理解できやすい。わかっているけどやめられないのがADHD。
それなのに注意をし続けたりすると、二次障害が起こる。
まだ先は長い。今回はここまで。(つづく)
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