どちらの棒が長いか?塩ビ管を使ったことで・・・
今日は7月7日。
先日行った授業について少々報告。
指導員訪問があって、授業を見てもらった時の授業です。
算数。特別支援学級1・2年生5人。
1年の「大きさくらべ」、2年生の「長さくらべ」の導入です。
十字に組んだ棒を見せて、どちらが長いか予想させ、
それを確かめる方法を尋ねたのが、主な流れ。
これはTOSSの授業の追試です。
元実践では竹でしたが、私は塩ビ管を使いました。
そして太さを変えてみました。
黄色が太く、赤が短い。
どちらが長く見えますか?
黄色が5センチ長く、110センチ。赤色が105センチです。
予想される答えとしては、
「竹と同じ長さのひもを用意して比べる」
「手を開いたはばで、何回か数える」
「ものさしではかる」
「中央のひもをほどいて直接比べる」
などが出るかなと思っていました。
ところが、塩ビ管を使ったことで、事態は思わぬ方向に。
塩ビ管の穴に子どもたちは注目して、その中にビー玉を通す発想へ。
「ビー玉を転がして、遅く出てきた方が長い」
「管の中にビー玉を入れて、たくさん入った方が長い」
全く予想外な答えが出てきました。
私の予想した答えは出てきませんでした。
ビー玉を用意していなかったので、実験は後日に。(つづく)
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