庚申塔報告3/豊川市編 善住寺/帰路に撮影
今日は5月8日。
夕暮れ時・・・少し前くらいに学校を出たので、帰路に撮影して帰りました。
その1.
昨年初めて撮影したハナミズキのようなバラ「カクテル」
今年も同じ場所に行ってみたら、ちゃんとありました。
すみません、また勝手に庭の花を撮影してしまいました。
その2.
毎年撮影しようと思いつつ、撮影していなかったもの。
黄菖蒲(キショウブ)というアヤメです、きっと。
アヤメ、カキツバタ、ショウブは区別が難しい。
「菖蒲」と書いて、「ショウブ」とも「アヤメ」とも読むのだから厄介です。
その3.
庚申塔報告3です。
ちょっと前に、近所の善住寺の桜や歴史を調べたことがありました。
その時に国道1号線にあふれて咲いていた桜を撮影。
今はすっかり”緑”です。
この善住寺に、庚申塔があると調べている時に知りました。
今回は撮影してきました。
「庚」の字はよくわかりますが、他の字はよくわかりません。
でもこの”庚申様”にまつわる話は、次のサイトにあります。
一部引用。
(前略)
「お庚申様は、昔は小坂井の北浦にあったが、国道一号線が通る時に善住寺に移ったものです。
間違いなくとれますよ。私もとったことがある。」
と自信を持って言いきるのは、小坂井町、足神社のすぐ裏に住む原田 保さん。
原田さんの子ども時代には、イボのできた子は必ず庚申様の碑にお参りに行ったそうである。
「イボができたら必ず灰をつける。自分で削ったりしたらダメなんだよ。
それから、灰をつけたから即座にとれるというわけじゃない。
一週間くらい待つと、いつの間にかとれる。治ったらお線香を一把差し上げるのが決まりだったね。」
なぜ庚申碑でイボがとれるのかはわかないのだが、
実はこの庚申さま、イボができることにも関わっているらしい。
「お庚申さまの祭りというのは、「庚申(かのえさる)」の日に当番の家に集まり、
『青面金剛童子』という仏様の像や絵を拝む行事で、年六回くらいあった。
その時、子どもがお供えのお下がりをもらう。『おたなづけ』というんだが、
これを食べ残したり、落としたりするとイボができる。できてしまった時は、
次のお祭りの時に、導師に名前を言ってもらって『とってください』とお願いしてもらうと、
いつの間にかとれるということになっていました。」
とのこと。食べ物を粗末にするとイボができる、ということのようだ。
「お庚申さまとイボにどんなつながりがあるのか、これは小坂井町だけで言うことなのか、
詳しいことはまったくわからない。
『こまめにお参りをしなさいよ』という気持ちが込められた一種の『まじない』かもしれない。
ただ、昔の言い伝えにもピッシャリしたものがあるから。
今度イボができたら、試してご覧なさい。」 (後略)
「足神社」は「兎足神社」のことだと思います。
庚申塔(庚申碑)といぼ取りのお話。
こうやって知識が加わって、庚申塔報告も厚みを増してきます。
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