映画「ブラインドサイト」2・・・サブリエ・テンバーゲン
今日は4月29日。
前投稿のつづき。
映画「ブラインドサイト~小さな登山者たち~」(2006年)より。
盲目の人がさげすまれている国にやってきたのが、
自身も盲人のドイツ人サブリエ・テンバーゲン。
サブリエがどんな人物か?
全盲で7大陸最高峰完全制覇を果たし、
今回の登山を提案したエリック・ヴァイエンマイヤーの言葉を引用します。
サブリエが、エリックの偉業に感動して手紙を書いたことが2人の出会いでした。
サブリエの手紙は本当に力強かった。
仕事ぶりや生徒たちの描写に心を打たれた。
彼女はドイツ出身の盲人で、平和維持部隊に参加しようとしたが、
盲目を理由に断られた。
そこで彼女は自費で中国を通り、チベットまで行った。
杖をつき、馬に乗り、盲目の子どもたちのいる村に行き、
自分の施設に預けるように親に頼んだ。
最高峰に登った僕でも太刀打ちできない。
学校に行って僕も何かしたかった。
そこで登山を提案した。
目標はエベレストの隣の山頂だ。サブリエも賛成した。
彼女がチベットに来て盲学校を開いた原動力は何だったのだろう。
意志が固そう。言い方を変えると頑固そう。
そんな彼女の両面が、この映画でも顔を出します。
他の人は彼女の個性に圧倒されます。 (つづく)
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