西宮研修4・・・5人でとり囲んで教えている姿
今日は1月15日。
昨日の投稿のつづき。
以前参加した講座で、キッキョさんが「学び合い」について教えてくれました。
「学び合い」がいいなと思い、その年度(平成22年度)から実践してきました。
本を読んだり、講座にも再び行きました。
やっぱり生で授業を見てみたいと思い、1月13日に西宮市に出向きました。
今回、訪問したキッキョさんの勤務校の研究紀要をいただきました。
平成22年度の研究紀要に載っていた「学び合いの姿」です。
そして「教師の役割」
これがベースだと思います。
そして1時間目が始まった時くらいに学校に着いて、
子どもたちが帰った後の午後4時45分くらいまでいさせてもらいました。
ここからは自分の考えです。
キッキョさんや他の先生方の考えとずれるかもしれませんが、
自分はこう思ったということで書いていきます。
〇キッキョさんの学級(3年生)には、学力的にたいへんな子が何人もいました。
なかなか学習にとりかかれない子、とりかかっても集中力がもたない子、
頑張っているけど解けない子など。
そんな子が学習をしていないと、キッキョさんがみんなに声をかけます。
算数の計算問題を解いている時でした。
「〇〇〇ちゃん、全然できていないよ。ほっとくの?」
そうすると、集まってくる集まってくる。
〇〇〇ちゃんは女の子だけど、女の子1人と男の子が4人やってきて、
よってたかって?教えていました。
これだよなあ、男女関係なく動けてしまう。
〇国語の俳句づくりの授業。
キッキョ先生がひと通り俳句の説明をした後に、
春の季語を入れて俳句を作る課題で子どもたちは動き始めました。
いすを4つ横に並べて、そのいすの上にノートを置いて、
男子が4人一緒に俳句を作り始めました。
でき上がったのを見せ合っていたし、キッキョ先生にも見せていました。
キッキョ先生は次々にほめていました。
中には一人で作っている子もいました。
「自分は人とは違うのを作りたいから一人で作る」と言って自分の席で考えていました。
しかししばらくすると、
「全く浮かばん。人のを見よう」
と言って、友だちの俳句を見せてもらっていました。
〇いすをつくえ代わりにしている子が多かったです。
結局移動して、学び合いで学習をするとなると、
いすは持ち運びがしやすいからいいのでしょう。
いすをつくえ代わりにするのは、学び合いを進めていくと自然の姿なのでしょうか。
〇ほうかに一生懸命勉強している子がいました。
聞くと、宿題でした。
私は宿題は家庭でという発想です。
家庭での学習習慣をつけさせたい気持ちがあります。
でも寸暇を惜しんで集中して学習している姿を見ると、
家庭にこだわらなくてもいいのかなと思いました。
私の勤務校と同じ5分間の休み時間。上手に使っていると思いました。
学校で勉強のきっかけを作っておいて、家ですぐに宿題にとりかかれるならプラスです。
(次の投稿につづく)
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