理科実技研2・・・シャーレ=ペトリ皿
今日は8月19日。
市内の理科教育夏期実技研修会で勉強したこと。
「シャーレ」はお馴染みの言葉ですが、
「ペトリ皿」はあまり聞いたことがなく、何?とさえ思っていました。
今日の研修会で、私と年齢が同じくらいの方が、
「最近になって、シャーレとは言わずに、ペトリ皿と言っていることを知ったよ」
「教科書もいつの間にかペトリ皿になってるんで、ビックリした」
と言っていました。
何と、今は「シャーレ」とは言わずに、「ペトリ皿」と言っているの!
シャーレ=ペトリ皿なんだ。
いいことを知った。
ペトリ皿のペトリはいかにも人名にちなんだなと予想がつきます。
家に帰ったら調べようと思いました。
実行。
このサイトがよかったです。
※http://www.jst.go.jp/pr/jst-news/2007/2007-05/index.html
引用します。
シャーレは円形平底、直径10cm、高さ1~2cmほどのガラス製の蓋つき皿。
小学生のころ、この中に水を含ませた綿を敷き、
マメやイモの発芽を観察した記憶のある人は多いはずである。
そんなわれわれに馴染みのシャーレだが、
じつは科学の世界ではただシャーレと呼ばれることはほとんどない。なぜか。
シャーレ(Schale)はドイツ語で皿・鉢・碗を指す一般名詞。
ということは、(中略)シャーレと言ったのでは、
ただ単に皿を皿と呼んでいるに過ぎないことになる。
そこで、この器具を考案したドイツの細菌学者、J.R.ペトリ(1852~1921)の名をとって
「ペトリ皿」(独:Petri Schale、英:Petri dish)という呼び名に落ち着いたのである。
現行の各種辞典・事典のまずほとんどは、
シャーレではなく「ペトリ皿」で項目が立てられているので注意を要する。
ほらほら、やっぱり人名でした。
シャーレ=ペトリ皿
これも研修会の収穫。
私も「あれ?おかしいな。シャーレじゃないの?」と思った一人です。実に高学年の理科は7年ぶりで勉強の日々です。
恥ずかしいことに一学期はシャーレとペトリ皿と混同して子ども達に伝えていました。反省です。きちんと「ペトリ皿」と言わなければいけないですね。
道草さんに教えて戴かなかったら区別しないままでしたね。ありがとうございます。
投稿: ふっとわーく | 2011年8月20日 (土) 12:12
ふっとわーくさん、コメントをありがとうございます。
役に立ったようでよかったです。
でも「ペトリ皿」はなかなか使いこなせず、
きっと「シャーレ」と言っているだろうなと想像します。
投稿: いっぱい道草 | 2011年8月20日 (土) 15:47