理科実技研3・・・鹿沼土を見てみる
今日は8月19日。
市内の理科教育夏期実技研修会で勉強したこと。
火山灰を観察しよう。
火山灰を、双眼実態顕微鏡で見る研修でした。
「火山灰は手に入らないことがあるので、今日は鹿沼土を見てみます。」
「鹿沼土なら、簡単に安く手に入ります。」
え、鹿沼土は火山灰?
鹿沼土について調べました。
正しくは鹿沼降下軽石と言うそうです。
栃木県鹿沼市付近に広く分布しています。
約3.2万年前の群馬県赤城火山の爆発によって形成されたものだそうです。
噴火によって火口から出てきたものですが、
軽石は、火山灰に含まれるようです。
つまり鹿沼土は火山灰。
わんがけ法という方法で、鹿沼土に含まれている鉱物を分離しました。
わんがけ法とは、水に溶かして、すぐには沈まない鉱物を取り除き、
重い鉱物をとりだす方法。
茶色の鉱物は軽く、わんがけ法によって取り除かれました。
どうやら、この茶色の鉱物が、「軽石」だったようです。
残りは白黒のゴマ塩のような鉱物。
双眼実態顕微鏡で見てみました。
きれいな白く輝く鉱物を見ることができました。
セキエイ?
そして黒い鉱物はキ石?
※参考http://homepage2.nifty.com/izumonotisitu/kazanbaikansatu.html
今日で鹿沼土を見る目が変わりました。
教材になるぞ。
コメント