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2011年8月16日 (火)

昭和20年8月20日 真岡郵便電信局事件

  

今日は8月16日。

昭和20年8月15日以後のこと。

8月20日。樺太で真岡(まおか)郵便電信局事件がありました。

この事件とは?

   

8月20日。樺太の真岡にあった郵便電信局の女性交換手9名が、

ソ連軍が上陸して攻めてきた際に、集団自決した事件です。

なぜ死を選んだのか。

2008年のドラマ「霧の火 樺太・真岡郵便局に散った九人の乙女たち」(この事件を元にしたフィクション)では、

ソ連軍から貞操を守るために死んだとしていました。

敵の捕虜になるくらいなら死を選ぶ・・・・この教えは沖縄でも樺太でもあったのでしょうか。

    

     

2008年8月25日放映の上記のドラマをやっと今日見ました。(録画してありました)

8月20日の霧の中からあらわれたソ連軍艦、

そしてその軍艦からの艦砲射撃は恐ろしかったです。

上陸したソ連兵の無差別攻撃。

恐怖の中での集団自決。

あらためて戦争の恐ろしさを感じました。

ドラマの写真を少々載せます。

    

RIMG0063 RIMG0076 霧の中からあらわれた軍艦

RIMG0078真岡 RIMG0084 

RIMG0071 RIMG0073 

最後の写真に写っている石碑は、

稚内市にある「九人の乙女の像」と呼ばれる自決した電話交換手9人の慰霊碑。

「皆さん これが最後です さようなら さようなら」は、

交換手最後の言葉と言われるもの。

しかし、実際は

「交換台にも弾丸が飛んできた。もうどうにもなりません。

局長さん、みなさん…、さようなら。長くお世話になりました。おたっしゃで…。さようなら」

とのこと。(Wikipediaより)

    
 
    

今日は昭和20年8月15日以後のことを書こうと思い取り組みましたが、

難しかった。

真岡郵便電信局事件についても、実際はどうだったのか判断が難しかったです。

ドラマを見て、事件のことを知った気分で調べましたが、

ドラマはノンフィクションであって、事実とは違っていました。

事実をもとにしたノンフィクションというのは、厄介です。

でもなぜノンフィクションで表現したかは、

きっと制作者の希望(意図)があったはずです。

でもそれはなかなか調べられません。

           

前投稿で紹介した野口健さんの文章には感心をしましたが、

次の文がひっかかった。

引用。

日本サイドが「戦争はやめます」と宣言はしたものの

戦争とは相手があること、片一方の宣言だけでは「終戦」となるのだろうか。

    

8月14日に日本はポツダム宣言受諾を連合国に通告しています。

日本はもう戦争をやめるということですが、

宣言を日本につきつけた連合国も、

自動的に戦争をやめることになっていなかったのか?

そんな疑問を持ち、ポツダム宣言の内容まで調べたりしていましたが、

まだよくわかっていません。

そのへんのあいまいな時に、ソ連軍は侵攻してきて、

たくさんの命が奪われています。残念なことです。

    

当たり前のことですが、何か書いて公表するには、

最低限いろいろ調べます。

しかし、戦争に関しては、資料が多すぎる(深すぎる)ため、

キリがなくなります。でも向っていかないとね。

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