日めくりより/的を射た/時代をつくる/他山の石
今日は8月11日。
日めくりより。
う~ん、これは間違った言い方をしていただろうなあ。
気をつけよう。
「時代をつける」・・初めて聞きました。
骨董の世界にひたっている人なら、よく耳にするのでしょう。
そんな人の文章はないかと探したら、ありました。
※http://www.shunet.co.jp/goiken/wabisabi-2kai.php
「骨董にまつわるエッセー」の一部。
ある日のこと、初めて入った店である。
その骨董屋の主人はお茶を出してもてなしてくれ、
色々な裏話を聞かせてくれた。
相当前に高山の渋草焼という焼き物の油壺を大量に買い込み、
それに時代をつけて売りさばいた話や、
今出来の磁器の焼き物に時代をつける方法など
かれこれ1時間位話を聞いていただろうか。
こんな話を聞いたおかげで、焼き物の世界はえらく恐ろしいと思うようになり・・・・
(浅井廣吉のエッセーより)
「今出来(いまでき)」も骨董の言葉でしょう。調べてみました。
意味は「できあがったばかりのもの。また、最近つくられたもの。
未熟なもの、粗悪なものの意にいうことが多い。」
なるほど~、「未熟なもの」「粗悪なもの」の意味まで含むのですね。
こう言う「骨董用語」というのがあるのだろうと思って調べたら、的中。
これはこれで面白そうですが、この辺りで止めておこう。
これは間違った使い方はしていないと思う。
コメント