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2011年3月26日 (土)

パンダの歴史

  

今日は3月26日。

先日「パンダの日」にちなんで少しパンダのことを書きました。

「パンダの日」.html

今日、ほぼ2年前に放送された「世界ふしぎ発見!大熊猫 世界を変えたパンダ物語」(2009.1.31放映)を見ました。

勉強になったことを箇条書きで。

   

・パンダは800万年前からいた動物だと考えられている。

・マンモスなどが絶滅した氷河期も生きのびた。

・もともと肉食だったパンダは、氷河期でも育つ竹を食べるようになったため生きのびた。

・白黒模様も、氷河期の保護色という説が有力。

・肉食の名残りで、腸が短いので、消化が悪い。

・なので、竹を毎日20㎏も食べる。

・竹を常につかむために、指が6本ある。

RIMG0001パンダの手 
   

・固い竹を食べるためにパンダは下あごが発達。

RIMG0002頭蓋骨の比較 
  

・したがって同じ仲間の熊よりも顔が丸っこい。

RIMG0003頭部の比較 

    

・中国に生息するパンダが世界に広がったきっかけは、1869年のこと。

・フランス人宣教師がパンダの毛皮を発見したため。

(これが3月11日であって、そこから「パンダの日」が生まれました)

RIMG0004パンダの毛皮を発見 

   

・パンダの毛皮を手に入れるために、欧米からたくさんのハンターが中国に。

・20世紀になった頃には、パンダ絶滅の危機に。

・そんな事態を変えることになったのが、アメリカ人ルース・ハークネスという女性の行動。

RIMG0005ルース・ハークネス 

    

・彼女は中国の山中でパンダを探しだし、生きたままアメリカに連れて帰る。

・これは彼女の亡き夫がやろうとしたことであった。

RIMG0006ルースが発見したパンダ 

・アメリカではパンダブームが起こる。

・パンダのかわいらしさと、絶滅の危機に瀕していることが知られることに。

・パンダ狩りの熱は冷め、動物愛護の気持ちが育ってくる。

・WWF(世界自然保護基金)のマークにパンダが使われている。その理由は?

RIMG0008世界保護ロゴ
   

 

・WWF設立の1961年、ロンドン動物園にパンダの子が来ていた。

・WWF創立者の一人イギリスピーター・スコット卿が、

 パンダが愛くるしくて、自然保護のシンボルになるとしてロゴマークに選んだ。

   

・中国もパンダの保護に力を入れることに。

・1963年、パンダの生息する臥龍(四川省)を保護区に指定する。

・中国は友好のしるしとして、他の国にパンダを贈ることをする。

・日本には1972年に、カンカン、ランランが贈られて大ブームになる。

   

・中国ではパンダのことを「大熊猫」と書いて「ダーシュンマオ」と言う。

   

   

以上。肉食だったパンダが、なぜ竹を食べるようになったか疑問でしたが、

氷河期生き延び説は、なるほどと思いました。



 

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