百人一首大会/映画「夕凪の街桜の国」
今日は12月19日。
今日は豊川市の砥鹿神社で、
第1回五色百人一首東三河大会がありました。
担任している学級の子も1人参加するので応援に行きました。
その子は予選リーグを全勝で突破しましたが、
決勝トーナメントで、後で優勝した子といきなり対戦して敗退。
1枚差でした。
同時に札に手を置いて、2回ジャンケンをしましたが、
ともに負けて相手札になっています。
あのジャンケンに1回でも勝てば同点だったになぁ。
展開も変わったことでしょう。
惜しかったです。
でも日々やっていることの力試しの場が今年度からできたわけで、
いいことだと思いました。
映画「夕凪の街桜の国」(2007年)を見ました。
土曜日は風邪でダウンしていたので、
日曜日の今日見ました。
とても親切な映画だと思いました。
原作を3回ほど読んで理解したことが、
映画では説明がされていて、すぐに理解できました。
原作も映画も、「夕凪の街」と「桜の国」の2つの話からできていて、
2つの話には50年の間隔が開いています。
その関連が原作では理解に時間がかかりましたが、
映画では、「夕凪の街」で重要な登場人物だった打越さんが「桜の国」の中に出てきたり、
「夕凪の街」のヒロイン皆実の使っていた髪飾りを、
「桜の国」のヒロイン七波が受け継いでいたりして、
2つの話を関連づけていました。効果的でした。
親切、そしてうまい映画だと思いました。
原作で、印象に残った言葉は全て映画で出てきました。
たとえば、
「ひどいなあ てっきりわたしは
死なずにすんだ人 かと思ったのに」(皆実)
「七波はその姉ちゃん(皆実)に 似ている気がするよ。
お前が幸せになんなきゃ 姉ちゃんが泣くよ」(旭)
など。大事なところはちゃんと取り入れているところもOK。
被爆者1世、2世の苦しみ悩みを知るにはいい話だと思います。
原作も映画もお薦め。
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