瓦(かわら/グラム)
今日は12月11日。
国語で外来語の勉強を予習していて、「瓦(かわら)」も外来語と知って驚き。
かつてインドや東南アジア付近で使われていたサンスクリット語「カパーラ」が起源。
「カパーラ」の意味は「皿、鉢」。
なぜそれが屋根に載せる「瓦」になったかは不明。
調べていくと、「瓦」は「グラム」を表すことを知りました。
「グラム」という名称は、ラテン語のgrámmaに由来し、
そのフランス語読みの「ガラム」を漢字で表記したのが「瓦蘭麻」。
省略して「瓦」になったようです。
次のサイトを参考にしてさらに話を進めていきます。
※「外来語」http://www005.upp.so-net.ne.jp/yama24/Japanese/Jloanword.htm
キログラムは、「瓦」が1000個あるから、「瓩」。
100グラム(ヘクトグラム)は、「瓦」が100個あるから、「瓸」。
10グラム(デカグラム)は「瓧」
ミリグラムは、「瓦(グラム)」の1000分の1のこと。
1000分の1を表す漢字「毛」と合体して、「瓱」
「厘」は100分の1の意味があるから、
「甅」は100分の1グラム(センチグラム)。
「分」は10分の1の意味があるから、
「瓰」は10分の1グラム(デシグラム)。
この法則は、長さを表す「米(メートル)」でも使われていて、
粁(キロメートル)、粨(ヘクトメートル)、籵(デカメートル)、
粍(ミリメートル)、糎(センチメートル)、粉(デシメートル)という漢字が存在します。
これらの重さや長さを表す漢字が存在することにビックリ。
和製漢字です。
しかしなくなっていってしまうだろうなあ。
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