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2010年8月23日

2010年8月23日 (月)

「幻の甲子園」より・・・「野球」「草野球」

  

今日は8月23日。

「幻の甲子園」(早坂隆著/文藝春秋)から引用したい文はたくさんありますが、

とりあえずこれがラスト。

  

「野球」という言葉についての記述が忘れずに頭に残っています。

しっかり引用します。

    

野球は自明の通り、元々はアメリカのスポーツだが、

「BASEBALL」という英語を「野球」と訳した日本人の感覚は、

考えてみれば興味深い。

「BASEBALL」を普通に翻訳すれば「塁球」であろう。

確かに「塁球」の方が、

野球という競技の内容を表す意味において的確である。

   

「BASEBALL」を野球と訳したのは、

中馬庚(ちゅうまん・かなえ/かのえ)という人物だったと言われている。

明治3年(1870年)、鹿児島県に生まれた中馬は、

第一高等中学校(後の一高)野球部で名二塁手として活躍。

その後、東京帝国大学(現・東京大学)在学中、   

「BASEBALL」の訳語として「野球」という言葉を生みだしたのだという。

この新語が、日本人の感覚に馴染み、広く定着していくこととなった。

    

日本人にとって「BASEBALL」は「野」でやるものであり、

これは緑豊かな国土を持つ日本人ならではの言語感覚と言えるであろう。

(中略)

日本人にとって野球とは、広い野原で駆け回りながら行うものである。

空き地(sandlot)などで行う遊びの野球のことを「草野球」と呼ぶのも、

日本人らしい表現と言える。(73~74p)

  

なるほど。「塁球」ではなく「野球」だもんね。

日本の野球をやる環境を表しているんだと思いました。

          

sandlot?

sandlot は英語辞典によると、「空き地」

sand は「砂」 lot は「多く」

英語圏の「空き地」は砂が多いイメージなのでしょうか。

日本の空き地は、やはり草が生茂るというイメージはあります。

sandlot baseball が「草野球」と訳す英語ですが、

日本のように草のあるところでやるイメージではないのでしょう。

「草野球」にも日本らしさが出ていることを知りました。収穫。

   

   

中馬庚については、6月にも書きました。

http://mitikusa.typepad.jp/blog/2010/06/post-aa14.html?no_prefetch=1

安土城跡に行きました3・・・石仏も墓石も仏足石も

   

今日は8月23日。

前投稿のつづき。

大手道を歩いていて、ところどころ賽銭が置かれていました。

なぜだろうと思って見たら、こんな説明が。

RIMG0011石仏
    

 この石仏は、築城の際に大手道の石材として使われたものです。

城普請に使用する多くの石材は、

近郊の山々から採取しましたが

石仏や墓石等も含まれていました。

出土した石仏等は、

本来は信仰の対象になっていたものですが、

築城の経緯を示すために発見当時の状態で保存しています。

趣旨を御理解の上、見学してください。

滋賀県教育委員会

     

信長らしい仕業だと思います。

前投稿でも書きましたが、これが発掘で出てきたことが価値あると思います。

上の写真で、うっすら浮き彫りになっている石仏がわかりますか?

     

仏教にとって大事な「仏足石」も使われていて、

発掘によって発見されました。

RIMG0023仏足石 RIMG0024仏足石説明

  

   

頂上までの階段は約400段。

RIMG0016登り階段2

途中には次のような励ましの看板がありました。

RIMG0015あと190段の励まし 

読みにくいので書き写します。

此処は二百十五段目。

天守閣跡地あと百九十段

頑張って頂上まで行って見ましょう

  

暑い中、励ましを受けて登りました。(つづく)   



 

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