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2010年5月23日 (日)

国分寺・国分尼寺下見18(最終回)/三河国分寺塔

(前投稿のつづき)

ずっと三河国分尼寺について書いてきました。

今回は三河国分寺のことを書きます。

建物の配置予想図は次のようです。

Rimg0130_3    

    

    

    

    

    

    

    

    

   

現在、この遺跡の上には500年ほど前から別のお寺があり、

遺跡は下に埋もれたままです。

三河国分寺跡の大きな特徴は、塔が建っていたことでしょう。

Rimg0003

 

   

   

   

   

   

   

 

50mの高さの五重塔(あるいは七重塔)があって、

その塔が建っていた基壇が高く残っています。

Rimg00382    

    

    

    

     

石碑の右の奥にあるのが基壇。礎石も見られます。

奈良や京都でおなじみの塔が、こんな地元にもあったなんて驚きです。

     

石碑の左の八幡公民館の裏手にはすごいものがありました。

    

Rimg0091    

   

   

    

遺物の瓦を根っこに取り込んだ椿です。

こんなことがあるんだ。

   

   

   

以上で、ずっと書いてきた「国分寺・国分尼寺下見」シリーズは一度終了です。

タイムアップです。

これらの調べたことが明日の見学、

それだけでなく、将来も役立ってほしいと思います。

平成17年に三河国分尼寺跡が史跡公園になったことから、

毎年豊川市内の小学校6年生が見学に無料で行けるようになりました。

久々の6年生担任で、初めてこの機会を得ました。

でも何もわかっちゃいませんでした。

それで調べることに。

資料がある程度蓄積することができました。

資料置き場的なブログの使い方です。

    

わずかに残っているものと復元されたものから、

子どもたちが1250年ほど前を想像する体験をさせたいです。

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