「みんなでニホンGO!」/「ちゃんと」
4月8日放映の「みんなでニホンGO!」、
「ちゃんと聞いていますか」とかの「ちゃんと」の「ちゃん」について語られていました。
あの「ちゃん」って、何だと思いますか?
「モノ」と「モノ」がぶつかり合う音が語源だそうです。
チャンバラで刀がぶつかり合う音でもあります。
そこから「ぴったり合わさる」という意味になり、
そこから「きちんとしている」の意味になったそうです。
これを今日子どもたちに話をしようと思います。
ちなみに4月8日の放送の内容を書いておこうと思います。
「させていただく」
やたらと増えてきた言葉。
近江商人のビジネストークとして始まったのが、全国に広がった。
近江商人は他力思想を持っていて、それは他の人たちのおかげで、今生きているという考え方。
「おかげさまで~させていただく」と言っていた。
今は「おかげさま」がなくなって、変な?丁寧語になってきた。
「ちゃんと」
「卵と玉子」
最初は奈良時代に中国から伝わってきた「卵」が全国に広まる。
しかし、江戸時代になると、「玉子」という書き方が増えてくる。
江戸時代は庶民が日常的に卵を食べ始めた時代。
しかし、江戸時代には殺生して、動物の肉を食べるのは控える習慣がまだあった。
したがって「卵」にも抵抗があった。
動物の生々しさを避けるために、「玉子」と書くようになった。
総合すると、生なら「卵」。加熱あるいは料理すると「玉子」と書く傾向がある。
「蝦」と「海老」
本当は中国から「蝦」が入ってきた。しかし「虫」が入っているのが良くないことから、
「海老」が生まれてきた。
番組のHPはここ。http://www.nhk.or.jp/nihongo/
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