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2009年12月28日 (月)

2日間で学んだことその3/周りを幸せにする/心に残る声

(前投稿のつづき)

〇杉渕先生の講座より

・資料「むねのたいこ」

 さんかん日に

 お母さんが来た。

 すっごく どきどきした。

 むねが たいこのように

 ドンドン なった。

 ぼくは むねの 音を 聞いて、

 もっと きんちょうした。

    

 「さんかん日に お母さんが 来た。」

 をいろいろな気持ちで読む。

 たとえば「待ってました」「え、本当に来ちゃったの」「あ~あ、来ちゃった、いやだなあ」

 ※杉渕先生のペースに乗せられてみんなが読んだのは、同じ文でも全く違いました。

   

・資料「ふゆのあさ」

 おきる じかんですよ

 かあさんの こえが

 ゆめの すきまに

 しのびこむ

  

 さあ おきるのよ

 かあさんの こえが

 ふとんの なかまで  

 はいってくる

  

 すぐに おきなさい!

 かあさんの こえが

 つめたい かぜと いっしょに 

 とびこんでくる

    

 太字を音読。

 ふっとわーくさんが指名されて読む。さすがうまい。

 杉渕先生は「人格を変えて読んでいる」と評価。ふっとわーくさんはそれができる。

 もう一人、奈良?の女の先生が指名される。この先生の声は聞き覚えあり。

 5月の講座でもびっくりした人だ。

 http://mitikusa.typepad.jp/blog/2009/05/post-57b7.html

 音読のプロのような声。

 持って生まれた声なのか、磨いた声なのか。素晴らしい。心地いい。

 この声をいつも聴ける子どもたちは幸せです。

 声のいい人は時々いる。高校の時の日本史の先生の声も忘れられない。

 その声で日本史の出来事をたくさん語ってもらいました。

   

・全員発言を目指すなら、全員が発言しないことを前提にしてそこから考えていく。

 →少しくらいボソボソ言っても、小さな声の発言でもOKと思える。

 →教師の精神状態として「子どもたちを~してやろう」ではなくて、

  「~してくれたらいい」ぐらいのほうがいい。

 前者だと子どもたちは離れて行き、後者だとよってくる。

   

・自分のやりたいことをやるためには、周りを幸せにする。※これまた名言。

   

・人間力。先天的な自分の良さを生かしつつ、弱い部分を修正していく。※賛成。

    

・相手のせいにしているうちは、うまくいかない。※そうそう。

    

・人のことを攻める前に、その人のためにやれることはないか。※そう思えたら、怖いことないよなあ。

    

・子どもとしゃべろう。このゆとりが大事。しゃべっていく中で、一人ひとりの子どものカルテを作っていく。

    

・何かの練習。練習時間はあまりとらずにすぐに発表。そして練習。発表。その繰り返し。

 発表のプレッシャーと他の人たちの発表を参考にして、だんだんうまくなっていく。

 ※この考え方は、最初に杉渕先生の講座に出てから変わらぬ考え方。

    

以上が杉渕先生の講座で学んだこと。

もちろん全てではありません。

次の投稿では中井先生の講座で学んだこと。

     

    

 

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