2日間で学んだことその3/周りを幸せにする/心に残る声
(前投稿のつづき)
〇杉渕先生の講座より
・資料「むねのたいこ」
さんかん日に
お母さんが来た。
すっごく どきどきした。
むねが たいこのように
ドンドン なった。
ぼくは むねの 音を 聞いて、
もっと きんちょうした。
「さんかん日に お母さんが 来た。」
をいろいろな気持ちで読む。
たとえば「待ってました」「え、本当に来ちゃったの」「あ~あ、来ちゃった、いやだなあ」
※杉渕先生のペースに乗せられてみんなが読んだのは、同じ文でも全く違いました。
・資料「ふゆのあさ」
おきる じかんですよ
かあさんの こえが
ゆめの すきまに
しのびこむ
さあ おきるのよ
かあさんの こえが
ふとんの なかまで
はいってくる
すぐに おきなさい!
かあさんの こえが
つめたい かぜと いっしょに
とびこんでくる
太字を音読。
ふっとわーくさんが指名されて読む。さすがうまい。
杉渕先生は「人格を変えて読んでいる」と評価。ふっとわーくさんはそれができる。
もう一人、奈良?の女の先生が指名される。この先生の声は聞き覚えあり。
5月の講座でもびっくりした人だ。
http://mitikusa.typepad.jp/blog/2009/05/post-57b7.html
音読のプロのような声。
持って生まれた声なのか、磨いた声なのか。素晴らしい。心地いい。
この声をいつも聴ける子どもたちは幸せです。
声のいい人は時々いる。高校の時の日本史の先生の声も忘れられない。
その声で日本史の出来事をたくさん語ってもらいました。
・全員発言を目指すなら、全員が発言しないことを前提にしてそこから考えていく。
→少しくらいボソボソ言っても、小さな声の発言でもOKと思える。
→教師の精神状態として「子どもたちを~してやろう」ではなくて、
「~してくれたらいい」ぐらいのほうがいい。
前者だと子どもたちは離れて行き、後者だとよってくる。
・自分のやりたいことをやるためには、周りを幸せにする。※これまた名言。
・人間力。先天的な自分の良さを生かしつつ、弱い部分を修正していく。※賛成。
・相手のせいにしているうちは、うまくいかない。※そうそう。
・人のことを攻める前に、その人のためにやれることはないか。※そう思えたら、怖いことないよなあ。
・子どもとしゃべろう。このゆとりが大事。しゃべっていく中で、一人ひとりの子どものカルテを作っていく。
・何かの練習。練習時間はあまりとらずにすぐに発表。そして練習。発表。その繰り返し。
発表のプレッシャーと他の人たちの発表を参考にして、だんだんうまくなっていく。
※この考え方は、最初に杉渕先生の講座に出てから変わらぬ考え方。
以上が杉渕先生の講座で学んだこと。
もちろん全てではありません。
次の投稿では中井先生の講座で学んだこと。
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