新美南吉記念館6/生まれた家へ/古い道具と昔のくらし
11月28日のことつづき。
記念館を後にして南吉の生家へ移動しました。
家の中の写真です。
南吉の継母志んが営んでいた下駄屋さんでした。
この部屋にある物は、
社会科の単元「古い道具と昔のくらし」に役立ちそうなものがいっぱいあります。
たとえば・・・・
これは蠅取り瓶です。
ちょっと前にこのブログでも話題にしたばかりです。
http://mitikusa.typepad.jp/blog/2009/11/post-1ad5.html
ここには火熨斗(ひのし)があります。
これも話題にしました。
http://mitikusa.typepad.jp/blog/2009/11/post-faf3.html
こうやって火鉢の近くに置いて、
アイロンをかけるときには、炭を取り出してやったんだろうなと想像します。
勝手には井戸がありました。
さらにかまどがありました。
「かまど」と思いきや「くど」と書いてありました。
「かまど」と「くど」は一緒かな?
う~ん、調べましたが、同じと考えても差し支えがないと思いました。
京都では、「くど」のことを「おくどさん」と言うそうです。
聞いたことがあるぞ。
食事をしたであろう部屋。
ちゃぶ台があります。
電燈があります。部屋の中央に電燈がぶら下がることは珍しくなりました。
左の奥にあるのは「岡持ち(おかもち)」でしょうか。
これは新実南吉記念館にも展示されていました。
新美南吉が生きた時代がひと昔前なので、
南吉の作品や、こうやってゆかりの地は、
「古い道具と昔のくらし」の教材としてとても魅力を感じました。
記念館で一つ知らない道具に出会いました。次の投稿で。
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