心に火をつける
金曜日(11月6日)の晩に、前勤務校で同じ職場だった若い先生と飲み会。
”いつもの焼鳥屋”でおいしいビールと食事で主に教育談義。
今、こういう会が実に楽しい。
まただれか誘ってください。
10月30日に前勤務校は研究発表をしました。
もちろん参加。
3月まで教えていた子たちが、落ち着いて勉強している様子を見てきました。
最後の閉会行事の中で、校長先生が紹介してくださった言葉が印象に残りました。
教育家 ウィリアム・ウォードの言葉です。
平凡な教師はおしゃべりをする
良い教師は説明をする
優秀な教師はやってみせる
しかし最高の教師は子どもの心に火をつける
全てが印象に残ったのではなく、
ラストの「子どもの心に火をつける」が残りました。
心に火をつける…あこがれます。
そうしたい。
子どもたちの心に火をつけて、
子どもたちがぐいぐい行動する様を見てみたい。
この言葉ははじめて聞きました。
気になって原文を調べてみたら、
The great teacher inspires.
だそうで、これは訳がうまいですね。
アメリカ人が "inspire" という言葉から感じるものと、日本人が「心に火をつける」という言葉から受ける印象がどの程度違うのか(例えば宗教的なこと)、あるいは同じなのかはわかりませんが、それぞれの教育の現場で求められる哲学は共通するものがあるのかもしれません。
そう考えると、う〜ん、やっぱり訳がうまい。
投稿: カミィ | 2009年11月 8日 (日) 23:57
カミィさん、コメントをありがとうございます。
原文はこうなんですね。魅力的な「火をつける」は翻訳のうまさなんだ。いいことを知りました。感謝。
投稿: いっぱい道草 | 2009年11月10日 (火) 04:55