新美南吉記念館1/岩滑という地名
このブログの性格の一つ。資料置き場的な内容です。
全ての国語の教科書に載っている「ごんぎつね」の作者
新美南吉の記念館に市内の国語の先生たちと行ってきました。
施設のある場所の住所は、
愛知県半田市岩滑西町1-10-1です。
「岩滑」は何と読むかなと思いました。
「やなべ」と読むそうです。漢字を見ただけでは読めません。
角川日本地名大辞典によると、そのいわれは次のように書いてありました。
「半田町史」は、岩滑の地が英比谷の南部に位置することから谷南部を由来とし、
常滑村・成岩村の文字を使って岩滑と改称したとする。
確かに周囲には常滑市があり、半田市成岩町があります。
英比谷は今の阿久比町のことであり、
岩滑の北には阿久比町があります。
何かまわりに左右された地名だと思いました。
それだけ新しく開発された土地なのでしょう。
この日お世話になった半田市のボランティア案内人の方が、
「常滑」の読み方について、
昔は「とこなめ」ではなく、「とこなべ」と言っていたと教えてくれました。
65歳の方でした。
「滑」を「なべ」と読むのは”あり”みたいですね。
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