「心に火をつける」の原文は”inspire"
11月8日に教育家、ウィリアム・ウォードの言葉のことを投稿しました。
それに対して、カミィさんという方からコメントが届きました。
参考になるコメントでした。
ここにあらためて引用します。
この言葉ははじめて聞きました。
気になって原文を調べてみたら、
The great teacher inspires.
だそうで、これは訳がうまいですね。
アメリカ人が "inspire" という言葉から感じるものと、
日本人が「心に火をつける」という言葉から受ける印象がどの程度違うのか(例えば宗教的なこと)、
あるいは同じなのかはわかりませんが、
それぞれの教育の現場で求められる哲学は共通するものがあるのかもしれません。
そう考えると、う〜ん、やっぱり訳がうまい。
「心に火をつける」は原文は”inspire"だったのですね。
ちなみに原文全てはこんな文面。(私も調べてみました)
The mediocre teacher tells. 平凡な教師はおしゃべりをする
The good teacher explains. 良い教師は説明をする
The superior teacher demonstrates. 優秀な教師はやってみせる
The great teacher inspires. しかし最高の教師は子どもの心に火をつける
"inspire”の意味は「鼓舞」するといった意味。
辞典には「心に火をつける」はありませんでした。
いい訳だとあらためて思います。
子どもたちの心に火をつけるために、明日も頑張る!
カミィさんからは2回コメントをいただきました。正体不明の方。
そういう方が、このブログを読んでくれていて、
貴重なコメントを届けてくれました。
ブログの面白いところだと思います。
こういうことがあるから、ブログは止められない。
すみませんそんなに大げさにするつもりはなかったのですが…
これからもよろしくお願いします。
投稿: カミィ | 2009年11月10日 (火) 23:51
今回も読んでくれていたのですね。こちらこそ勝手に大げさにしてすみませんでした。これからもよろしくお願いします。
投稿: いっぱい道草 | 2009年11月11日 (水) 03:50
道草おもしろい。
投稿: なずな | 2009年11月11日 (水) 18:19