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2009年9月12日 (土)

斎藤茂太さんの言葉その3「病気になるなんて、自分は運がいい」

本「いい言葉は、いい人生をつくる」(斎藤茂太著/成美文庫)からの引用。

    

病気や失敗は、自分で望んでそうなるものではない。

だからこそ、「なんでオレがここで挫折しなければならないのか」と考えるのではなく、

「自分はまたとないチャンスを与えられたのだ」と考え方をスイッチしてしまったほうがよい。

すごく落ち込んでいて、とうていスイッチチェンジなどできそうもないというなら、

言葉だけでもいい。

「病気になるなんて、自分は運がいい」と何度も口にすることだ。

言葉には言霊(ことだま)があり、

何度も口にしていると知らず知らず、その気になってくることがあるからだ。(135p)

かつて病気療休したことがある自分にとっては、

斎藤茂太さんのこういった言葉で何度元気をもらったことか。

     

自分の力をほんの少しでいい。他人のために役立てたいものである。

「そういうことは成功者のすること」と思いこんでいる人がいるかもしれない。

だが、自分の力を他人のために使うこと自体が、

ひとつの成功的な生き方だといえまいか。(195p)

人生をこの頃考えるようになってきたなあ。

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