上田市散歩/映画のロケ地
(つづき)
上田城址のすぐ横に球場があります。
上田市営球場(上田城跡公園野球場)。
ここが映画「博士の愛した数式」(2006年)ロケ地だと聞いて訪れたくなりました。
博士と杏子さんがルートくんの野球の試合を見に行った場面を思い出しました。
その現場。
しかし、入口は閉ざされ、中を見ることはできませんでした。
上田市は他にも映画のロケ地となっているようです。
上田市営球場は、神山征二郎監督の「ラストゲーム 最後の早慶戦」(2008年)でもロケ地になりました。
神山監督は他にも上田市をロケ地に、
「ひめゆりの塔」「三たびの海戦」「宮沢賢治 その愛」を撮影しているそうです。
山田洋次監督の「たそがれ清兵衛」、崔洋一監督「血と骨」も。
すごいすごい。
なんと信州上田フィルムコミッションのサイトには、
近年の上田市をロケ地にした映画がずらっと紹介されていました。
http://www.ueda-cb.gr.jp/fc/loca.htm
このサイトを見ると、市が積極的にロケ地として利用してほしいと声を上げていました。
http://www.ueda-cb.gr.jp/fc/sien.htm
少々引用。
上田市では、1923年(大正12)から
五所平之助、小津安二郎、黒澤明、今村昌平、大林宣彦、山田洋次、篠田正浩監督など
多くの映像製作者が上田を舞台にした名作を残し、
今でも、市内には数々のロケ地が点在しています。
はじめは、民間で映画に関心のある人たちが自主的に支援活動していましたが、
ロケが増えるに従い地域の人々が注目し、
積極的にロケ協力をするようになりました。
また、上田市では、1997年から毎年、行政と民間が協力して「うえだ城下町映画祭」を開催し、
上田ロケ映画と日本の名作映画を上映しています。
このような映画に関わる活動が弾みとなって、
2001年6月に信州上田フィルムコミッションを設立いたしました。
上田ロケ作品は、小津監督のトーキー第一作「一人息子」
黒澤監督のデビュー作「姿三四郎」など、
現在までに劇場公開映画だけで150余本が確認できました。
こうしたロケ実績が、現在のフィルムコミッション活動につながっています。
支援対象は、劇場公開映画・自主制作映画・テレビドラマ・テレビドキュメンタリー・プロモーションビデオ・コマーシャル・写真集・雑誌グラビア等ですが、
この他でも創作に関する映像製作全般を支援しています。
上田市は、そういう街だったんですね。
実際に行ってみてわかりました。
昼ご飯に寄った蕎麦屋さんに、こんなポスターがありました。
何と舞台が信州上田そのもの。
(つづく)
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