節分/昔は桃をまいていた
今晩は節分の豆まき。
なるべく早く帰ったのですが、
待ち切れなかった父親が孫と一緒に豆まきをすませていました。
炒った豆をしっかり食べました。
炒った豆は美味しい。
なぜ炒った豆なのかは、1年前の2月3日の投稿にあり。
http://mitikusa.typepad.jp/blog/2008/02/post-91ce.html
FM豊橋の渡辺欣生さんが今年もラジオで同じ話をしていました。
語り口がいいので、何度聞いても楽しく聞けました。
1月28日に「クイズ雑学王」で節分のことをやっていました。
室町時代には豆の代わりに何を投げていましたか?
答え
桃。この桃は収穫前の青くて硬い桃だったそうです。
桃は、桃太郎の童話のように、鬼が最も嫌う果実だったそうです。
たとえば古事記の話で、黄泉の国から逃げるイザナギは、
追いかけくる鬼たちを追い払うために桃の実を投げつけます。
ところが桃が大豆に移っていきます。
江戸時代に、節分に豆をまくことが盛んになったそうです。
次のサイトの「桃から豆への変化」は興味深いです。
http://www.ookunitamajinja.or.jp/matsuri/setsubun.php
桃をまくのは公家文化。
戦乱によってこの公家文化が衰退して、
武家社会の発展、庶民文化の発達の中で、豆まきが広まったようです。
なるほど。
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