諏訪墓地訪問
以前にも書きましたが、
1945年8月7日の豊川海軍工廠爆撃で犠牲になった多数の人たちが、
豊川市の諏訪(すわ)と千両(ちぎり)の2か所に仮埋葬されました。
しかし6年間そのままで、やっと掘り返され、身元の確認作業がありました。
その諏訪の仮埋葬地は現在「諏訪墓地」と呼ばれ、
海軍工廠の犠牲者の墓があると聞いていました。
今日、その場所を探してきました。
車で走っていたら上のような看板がありました。
この道の奥に諏訪墓地があるようです。
手前に駐車場があり、駐車場のフェンスでお墓が隠れていました。
だんだん近づいていきます。
また看板がありました。
ここがそうです。諏訪墓地。
かつてたくさんの犠牲者が仮埋葬されていた場所。
アパートに囲まれた墓地には、いろいろなお墓が立てられていました。
想像しました。次から次に埋められる死体。
夏で腐敗がひどく、埋めざるをえなかったと聞きます。
折り重なるように埋められて、土がかけられたのでしょう。
その現場。身近にありながら知らなかった歴史的な場所を訪れることができました。
埋めた当時は、死体を守る人たちが周りを囲んでいたそうです。
その時の様子を絵に描いた人がいるそうで、ぜひ絵を見てみたいです。
諏訪墓地の写真を何枚か載せます。
石に刻まれた文字とはいえ、すでに読み取りが難しいものもありました。
今のうちに記録しておかないといけないなと思いました。
※千両(ちぎり)にあった仮埋葬場所はまだわかっていません。今、情報収集中。
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