マンホールのふたの相棒・・・受け枠のこと
旭テックのマンホールの倉庫には、
ふたと相棒の受け枠もありました。
この受け枠がボルトでしっかり固定された所にふたがつくわけです。
この受け枠がしっかりしていないと、
いくらふたがしっかりしていても、無駄になってしまうのです。
受け枠も頑丈に作られていました。
右の写真。上の部分に丁番(ちゃうばん)がつきます。
マンホールのふたは、この受け枠に「テーパー受け」と言う手法で乗っかります。
ふたの側面も、受け枠の内側の面も、下部にいくにしたがって斜めになっていて、
お風呂の栓のようにすっぽり収まるようになっています。
これだとがたつきが少ないそうです。
かつては平受けといって、ふたに対して受け枠は垂直でした。
単純に載っていたということです。
がたつきやすく、外れやすかったです。
「したがって昔のマンホールは重く作られ、簡単にはずれなようになっていたようです。
昔は80kgくらいあったふたは、今は40kgぐらいだそうです」
※「 」内に書いたことは、次のサイトを参考にしました。
このサイトの制作者は、私と同じくマンホールの工場見学をしていました。いるんですね、そういう人。
http://homepage2.nifty.com/manhole/koujou.html
私が旭テックの方に聞いた話では、
ふたも受け枠も重さは45kgくらいだそうです。
それで十分重たい。
80kgはさぞ重たかったろうなあ。
マンホールのこと、マニアックになってきてしまい、
読む人はつらくなってきたかな。(まだつづく)
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